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『ギャル型の可愛い女の子の霊に憑かれて歓喜してたら悪霊だった話』3/4

「『ギャル型の可愛い女の子の霊に憑かれて歓喜してたら悪霊だった話』2/4」の続き
JKの霊に憑かれてた者だがお祓いに行ったら散々な目に合った

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 13:49:29.68 ID:ixHzBUHA0
先日付き合ってくれた人達はありがとう
待ってたくれた人達はお待たせしました
予定通りお祓いに行ってきました
まぁ結果的には助かったんだけど色々と散々な目にあったお話


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 13:52:17.88 ID:ixHzBUHA0
少々胡散臭い話になるかも知れないけど全て紛れも無い事実です
ちなみに先に話しておくけどこの間のスレ立て以降二回程ガチで死にかけた
まぁそれが今回の悪霊の件と直接的な関係があるかは分からないけどね
どういう風にかと言うと一度目は車に轢かれかけて二度目は階段から転げ落ちた
車の件は轢かれかけた、というだけだが階段の件はガチで転げ落ちた
まぁ段数がショボかったから軽い打撲程度で済んだんだけどね
じゃあ余談はこの辺にして次から本題


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 13:54:13.12 ID:ixHzBUHA0
とうとうやってきた9月3日、朝から緊張してた
本当に助かるのかどうか、成仏してくれなかったらどうなるんだろう
そんな不安でいっぱいだった、でも親身になって応援してくれた友人の励ましを思い出す
寒い話だろうけどそれを思うと徐々に元気が出てきた
自分を奮い立たせ悪霊なんぞに負けてなるものかと思い親と一緒に寺を目指した


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 13:57:49.87 ID:ixHzBUHA0
車を走らせること二時間ぐらい、例の寺が見えてきた
ここでお祓いされるのか・・・ゴクリ・・・、そんな感じで妙に身構えてた
車から降りて寺の前で掃除する人に旨を伝える
親父「こちらでお祓いの方をお願いしてた者ですが」
寺の人「あっ、そうでございましたか、少々お待ち下さい」
掃除してる人が寺の中へ入って行った、そして3分程経った後
寺の人「お待たせしました、どうぞお入りください」
寺の中へ通された、いよいよ勝負の時だ


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:01:35.58 ID:ixHzBUHA0
中に入ると優しそうな爺さんが一人、その周りにそれっぽい格好をした人が数人程居た
爺さん「良く来ましたね、待っていましたよ」
にこやかな爺さん、実に優しそう、こんな爺さんがお祓いなんて出来るんだろうか
そう思いながらも俺も挨拶を返した
俺「今日はよろしくお願いします」
爺さん「こちらこそね、じゃあとりあえず奥の部屋へ行こうか」
そう言われ俺と両親は奥の部屋へ通された


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:06:05.06 ID:ixHzBUHA0
もうなんか本当それっぽい部屋だったわ
前方には大掛かりな仏壇みたいなのがあってさ
だんだん現実味が湧いてきたなぁと思ってたら爺さんが言った
爺さん「ほう・・・、これは厄介そうだね、なるほどなるほど」
恐怖を煽るような発言は非常に止めて欲しかったけど友人も厄介と言ってたし覚悟はそれなりに出来てた
俺「・・・厄介と言いますと・・・?」
爺さん「言葉通りさ、長期戦を覚悟したほうが良いね、でも大丈夫、必ず助けてあげますよ」
その言葉に変な安心を覚えた、この爺さんになら任せられる、と思った
爺さん「じゃあちょっと、ご両親の方は席を外して頂けますかな?」
そう言われると親父とお袋はそそくさと部屋を出ていった


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:10:48.39 ID:ixHzBUHA0
えーこの人達初対面なのに一人とか勘弁してくれよーと言いたかったけどそこは我慢
爺さんが俺を見つめてきた、そして少し沈黙があった後に爺さんが言った
爺さん「・・・ふむ・・・今回の事はご友人が教えてくれたんだったね」
俺「あ、はい、そうです」
爺さん「無事に帰れたらそのご友人に飯でも奢ってあげなさい、命の恩人と言っても良い」
俺「・・・?」
爺さん「後少し遅かったらマズかったよ、尋常じゃ無い怨念と怒りを感じる」
俺「・・・そうですか・・・」
もうこの時点で泣きそうだったけど怨念と怒りってのが腑に落ちない
俺が女と交流する機会なんて一ヶ月でも両手で数えられる程度の回数しかない
今までもずっとそうだったし怨みを買う様な事をしたなら忘れる事はないはず
それなのに余りに覚えがなさ過ぎたんだ


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:13:55.61 ID:ixHzBUHA0
俺「・・・すいません、怨念と怒りって言うのは具体的にどういう・・・」
爺さん「それはこれから分かることだよ、全て私たちに任せなさい」
俺「・・・はい」
まだ納得出来て無いけどとりあえず爺さんに全て任せることにした、頼んだぜ爺さん
爺さん「それでは始めましょうか」
爺さんの言葉によって爺さんの周りのそれっぽい格好の人達が部屋の四隅に一人ずつ座った
図にするならばこんな感じね
人     人

   爺
   
   俺
人     人


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:14:50.83 ID:3xUdbwhW0
>>54
これから分かるってwwww
爺さんにはオナヌーのことわかってたのかwwww


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:18:09.06 ID:ixHzBUHA0
>>57いやお祓いをする事によって分かるって事だったんだと思う
その時は爺さん達も何も知らなかったんじゃないかな

それから爺さんがお経的な物を唱え始めた
四隅の人達もそれにつられて一緒に唱える
テレビの怖い話特集とかで良くやってるお祓い
タレントがいきなり倒れてうなされる感じのアレ分かる?
俺あれ絶対にやらせだろうとか思ってたんだが同じ事をされて確信した
あれはやらせじゃない
最初はこの人達何してんのとか思ってたんだけど
徐々に意識が薄れていった、ほんで多分意識を失ったんだろう
それから目覚めるまでの事はガチで記憶に無い


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:19:12.25 ID:MACnsIm4O
それが爺さんたちにバレたんだよな


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:22:58.91 ID:ixHzBUHA0
>>64隠す必要も無いだろうしみんな分かってると思うから言うけどそういう事
ただ、まぁそれだけでも十分死にたいレベルだけどそれだけで終わらなかった


それからどれだけの時間が経ったんだろう
俺は目覚めた、汗びっしょり、涙も流していた
俺「・・・・終わったんですか・・・?」
爺さん「良く頑張ったね、お祓いは成功したよ、彼女はちゃんと成仏してくれた」
俺「・・・ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」
お祓いは成功した、全て終わった・・・俺は助かったんだ・・・
途方も無い安心感に満たされた
でもこの時の俺はこれからが本当の始まりだと言うことを知る由もなかった


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:28:15.89 ID:ixHzBUHA0
四隅の人達にも一人ずつ頭を下げて回った
本当にこの人達とあいつ(友人)は命の恩人だと思ったよ
でもまだ気になる事があった事を思い出した
俺「あっ・・・そういえば怨念と怒りって言うのは・・・」
爺さん「そこなんだ、私も気になる事があってね」
気になる事・・・?と思ったけどそれはまぁ良い、俺は聞いた
俺「まず質問させて下さい、怨念と言うのは一体どういう・・・?」
爺さん「君は本当に覚えが無いんだね?」
俺「もちろんです」
本当に覚えなんて無い、この爺さん俺の事を疑ってんのかと思ったよ
でもその後爺さんは意外な事を言い出した
爺さん「まぁ、そうだろうね」
俺「どういう意味ですか・・・?」
何が言いたいんだよと思ったけど正直聞かなきゃ良かった


爺さん「・・・君、落ち込んじゃうかも知れないけど、君が怨まれてた理由知りたいかい?」
俺「・・・・」
少し迷った、落ち込んじゃう?ちょっと意味が分からない
けどまぁ良い、この際聞いてしまおう、そう思った
俺「はい、話してください」
爺さん「そうか、じゃあ話すよ」
爺さん「君はね、嫌われていたんだ」
俺「え?」
真面目の顔して何当然な事言ってんだよ爺さんとツッコミを入れたかった
そりゃ嫌われてなきゃ恨みなんか抱かないだろうよ、そう思った
俺「すみません、その理由が知りたいのですが・・・」
爺さん「・・・だからね、嫌われていたんだよ、君は」
おちょくってんのかと思ったけど少し考えたら意味が分かった、分かってしまった
俺「あぁ・・・それはひょっとしてただ単に嫌われてたってだけだと言う事ですか・・・?」
爺さん「まぁ、言い難いけどそういう事だね、それも尋常じゃなく」


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:31:52.34 ID:ixHzBUHA0
爺さん「生前から君の事が大嫌いだったらしい、霊になってからもその気持ちを受け継いでしまったんだね」
爺さん「そして嫌いという気持ちが嫌いを通り越して恨みに変わってしまったんだろう」
もう言葉が出なかったね、死んでしまいたかった
面識も無いであろう女の霊に一方的な理由で取り憑かれてたんだぜ、いい迷惑だよ本当に
そりゃブサメンだけどそんなに俺の事が嫌いな女が居たのかと思うと辛い
俺「はぁ・・・それはやっぱり聞かなきゃ良かったかな・・・w」
爺さん「まぁそう気を落さないで」
俺「はい・・・」
ショックを隠しきれなかったけど俺にはまだ聞きたいことがあった
続けて二つ目の質問をした、怨念の理由だけでも散々だったのにな
これは本当に聞かなければ良かったと最高に後悔してる
俺「・・・では、怒りの理由は・・・」
爺さん「・・・それだよ、私が気になってる事は・・・」
俺「?」


97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/04(日) 14:33:17.77 ID:ixHzBUHA0
俺「気になることって言うのは」
爺さん「・・・うん、それなんだけどね、彼女が君に怒っていた事について何か心当たりはないのかい?」
俺「とんでもない、面識も無いであろう女性をどう怒らせればいいんですか」
ちょっと言葉を荒げてしまったけどまぁ当然だよな、本当に心当たりなんてないんだもん
爺さん「本当に、本当に、少しも心当たりはないのかい?」
俺「!、あなたは僕の恩人です、本当に感謝してます、けどそうやって疑ってかかられるのは正直不愉快です」
さっきから心当たりは無いと何度も言ってるのになんでこんなに疑われなければならない
そう思った俺はまたもついつい言葉を荒げてしまったよ
しかし俺は爺さんの次の言葉で重大な事を思い出してしまう
爺さん「まぁ落ち着いて、それはね、彼女の生前に限った事じゃないんだよ」
俺「どういう意味です?」
爺さん「怒りを買うと言う事は生前に限った事じゃないんだ」
爺さん「彼女に取り憑かれてから、何か怒らせるような事はしなかったかい?
俺「そんな事する訳・・・あっ・・・・」
心当たり、あったよ
思い出してしまった

「『ギャル型の可愛い女の子の霊に憑かれて歓喜してたら悪霊だった話』4/4」に続く

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