怖い話まとめブログ ロゴ
※旧怖い話まとめブログ跡地
このブログについて  お問い合わせ  オカルトblogランキング  怖い話まとめブログ管理人のツイッター  B!

※この記事はhttp://nazolog.com/blog-entry-2836.htmlに移転しました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


次の記事:『山奥のため池』
前の記事:『鈴の音』
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | この記事をツイートする | B!

『コダマネズミ』


∧∧∧山にまつわる怖い話Part5∧∧∧

613 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/01/07 00:34
知り合いの話。

彼のお爺さんは猟師をしていたそうだが、その山には奇妙な獣がいるのだという。
それは、丸々と太った地ネズミの姿をしていたらしい。

猟をしていると、山道の行く手にふらりと姿を現すそうだ。
近づくとネズミの身体はボコボコと膨張し始め、倍くらいも膨れ上がる。
そして甲高い悲鳴とともに破裂して、臓物をあたり一面に撒き散らすという。
出くわしてしまうと、獲物が取れなくなる上に、大怪我をすると言われていた。
そのため、しばらくは家にこもって、物忌みをするのだそうだ。

「獲物を獲り過ぎないようにという、山の神様の報せかもしれんな」
猟師たちはそう言って、素直に従っていたそうだ。


617 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/01/07 00:57
>>613
この物の怪は、地元では『コダマネズミ』とか呼ばれていたようです。
コダマ=木霊でしょうか。
昔は獲物を獲り過ぎないための、何らかの仕組みが存在したのかもしれません。
それが人為によるものか、人外によるものかは分かりませんが。
後者だった場合、私たち現代人の目にはどのように映るのですかね。

次の記事:『山奥のため池』
前の記事:『鈴の音』


copyright © 2025 怖い話まとめブログ all rights reserved.
/ プライバシーポリシー