恐い話@同人37
118 :1/2:2012/04/23(月) 16:34:57.05 ID:mQvOgxFiO
デスマで連日会社に泊まってた時の話。
深夜にひと区切りついたのでタバコ吸いに席を外した。
でまあ行ったはいいが、喫煙所のスモークガラスに人影が見える。
深夜なので給湯所やトイレ以外の蛍光灯は消してあったが、
窓から入る外灯の光や非常灯なんかで満員なのがわかった。
喫煙所は5人入ると満員になる程度の広さで、
こんな時間に変だと思ったが、仕方ないから外にある避難階段に吸いに行った。
しかし、非難階段にも先客がいた。
隣席のAだ。
119 :2/2:2012/04/23(月) 16:37:20.90 ID:mQvOgxFiO
自分はAが嫌いなので、目を合わさないまま無言で一服し始めた。
話したくない空気を出してたのに、Aは「○○さん(自分の事)は感じやすいんですね」と言ってきた。
きめぇから無視したが、Aは構わず話し続ける。
「喫煙所は気持ち悪いから、俺はいつもここで吸ってます。特に夜は無理ですね。
○○さんも感じたからここに来たんでしょ?」
Aの話など聞きたくないので、この前Pixivで見つけたエロ絵の事を考えた。美少女が触手に襲われてる絵だ。癒される。
しかしAはさらに話を続けていた。
喫煙所に霊道とか、今日の泊まりは俺と○○さん、あと主任だけですよとか。
本気でうざくなったので自分の席に戻った。
そんでブックマークしてあった触手絵に見入ってたら、いつの間にか背後に主任が立ってて慌ててブラウザ閉じた。
主任は肩に手をポンと置いただけで見逃してくれたが、ガチで怖かった。
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