不可解な体験、謎な話~enigma~ Part83
『家鳴り』
771 :本当にあった怖い名無し:2012/09/01(土) 00:21:56.92 ID:IDRCTGEv0
家鳴りという一般的な話だけど、我が家であった話。
築が古く、目の前が国道でトラックが通るたびに家がゆれるためか軋みがひどく、
音で何処が鳴ったかわかるような状態だった。
このため昔から家鳴りで家がみしみし言うのはよくあることだったんだけど、
この音がいつからか、1Fの玄関から階段、俺の部屋の入り口まで来るようになった。
その状態になってから少しして、夕飯のときこの話をすると、
兄「え?お前にも聞こえてた?」
母「…あんたらにも聞こえてたんだ・・・」
まぁそのときは、何か引っかかるものを感じながら、家鳴りだろうってことで落ち着いた。
772 :本当にあった怖い名無し:2012/09/01(土) 00:24:15.31 ID:IDRCTGEv0
しかし、少ししてからこの話を振ると、
兄「はぁ?お前寝ぼけてるんと違うか?」
母「なにそれ、そんな音知らないよ?」
と、素で知らないことになっていた。
嘘をついている雰囲気はなく、俺の勘違いで話が終わった。
でも音は消えなかった。
音は泊まりに来た友人も聞いているので、10人以上が確認している。
しかし、何度聞いても誰も知らない。
この音が俺以外の家族で無いことになった事が恐怖でした。
今家鳴りはまだありますが、部屋までくることはなくなりました。
これで思い出したのが、中2ぐらいまで家の中で誰かに呼ばれていた。
片耳悪いので方向がわかららず家中探すのだが、誰も呼んでいない。
ばあちゃんに話すと、「返事しても探してもいけない」と言われて、それから少しして聞こえなくなった。
どうも近所の厄除け寺の人に、お祓いか何かを頼んだいたらしい。
(漫画の孔雀王にはまってた母いわく、「裏高野の人」だそうだ。
確かに、ほかの真言宗のお寺の人と同じお経上げても動作が違うとかいろいろあった)
『ばあちゃんは霊感が強い』
773 :本当にあった怖い名無し:2012/09/01(土) 00:25:10.45 ID:IDRCTGEv0
え~続けて胡散臭さい話ですが
先ほど書いたばあちゃん霊感が強く、過去に二回ぐらい母の命を救ったそうな。
朝、「今日は何かあるよ」と、お経を自転車にした日、
1度目は通学中に土砂崩れに巻き込まれ、
2度目はトラックの転倒に巻き込まれた。
両方とも自転車は修理が効かないぐらい歪んだが、なぜか母はかすり傷ひとつないという状態だった。
そのばあちゃんは、目の前の国道で死んだ動物はすべて埋めてお経を上げていた。
このせいか、トラックに跳ねられ内臓を出した犬や、頭がつぶれた猫が、
この足で?この怪我で?と思う状態で歩いて我が家の玄関にやってきた。
当然、歩いたところは血が垂れていて、何処ではねられたかわかる。
時には数百メートル離れたところから我が家の玄関まで来て死んでいた。
774 :本当にあった怖い名無し:2012/09/01(土) 00:26:26.95 ID:IDRCTGEv0
玄関開けたら死んでいるんだからびっくりすると思うだろうけど、年に何度もあれば慣れて案外平気。
また掃除が大変に思うかもしれないけど、血が染み付くことはまったく無かった。
そんな中、兄がいろいろあり大阪の霊能力者にかかった時、
こちらが何か言う前に、
「あなたのおばあさんはものすごい量の動物霊に守られていて、それらが家族も守っている。霊的な心配は無い」
と言われて終わったそうだ。
動物が来るのは、ばあちゃんの体が悪くなり埋められなくなってからはピタッとこなくなった。
きちんとはねられた所で死んでいた。
今にして思えば、家鳴りのことを一度もばあちゃんに相談したことが無い。
これを書くまで気づかなかった。なんでだろ?
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