恐い話@同人板12
377 :恐怖:2008/12/12(金) 02:32:33 ID:9mWlANOBO
私は字書きで相方は漫画描き。
打ち合わせしていざ原稿という日に相方が死んだ。
風呂に入ろうとした所で相方の彼氏が迎えにきて、あれよあれよと相方の家に連れていかれた。
ベッドに横たえられた相方を見て何もわからなくなった。
部屋散らかってるしネーム散乱してるし足の踏み場ないしで、日常感たっぷりなのに、
相方が私に『おかえり』と言わないことがショックだった。
いつの間にか葬儀も済んで締め切りが近づいたある日、相方の原稿が届いた。表紙までバッチリ。手紙とかは何もなし。
それを見て同人仲間で号泣。
「見守ってくれてるね」と涙ながらに言い合って本を発行した。
そしてイベントの日、スペースでパンフ見ていたら、スペ前から「あ、新刊売れてるねー」と言われたので、
顔をあげないまま「おかげさまですよー。相方の漫画は世界一ですから」と普通に返した。(相方にはよくですます調で話す)
そしたら「安心したわ、じゃあ私いくね」と返されて、その人はどこかに行った。
そこで、あれ?と顔をあげた。間違いなく相方の声だった。
という夢を見て相方に電話したら、親御さんが出て、相方が事故に遭ったと言われた。
足を折ったくらいで命に別状はない。ただ冬コミは強制不参加でふてくされていた。
よく考えれば、ジャンルは過去の物だったし、何より相方には彼氏がいない。
以前私が病気した時も、相方は私が死んだ夢を見て電話してきたから、
私たちには何かがあると信じている。エピソードもたくさんあるw
とりあえず、夢から覚めた瞬間の恐怖感からここに投下。
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