恐い話@同人板8
227 :恐い:2008/05/12(月) 08:21:12 ID:tHBRzKErO
小さい頃からずっと、部屋の隙間から動物が私を見てる。幼稚園のころに気づいた。
引き戸や引き出しの1~2センチくらいの隙間からじっとこっちを見てる。
実家にいた頃は、近所のお狐様のお社の掃除とか巫女の役とかもしてたから、
もしかしたらそのお狐様が見守ってくださってるのかもしれない。
大学の寮はGとカビだらけだったけど、どっちも私の部屋には一度も出なかったし、
隣の部屋から火が出たときも、火元の反対隣には盛大に飛び火したがうちは無事だった。
阪神大震災のとき、台所から凄い音がしたから見に行ったら、なぜか広辞苑と英和辞典が床の真ん中に落ちてた。
よく見たらガス台にヤカンをかけたまんまで、やべーと思って火を止めたとこで揺れが来た。
どっちの辞典もいつもは机の上の本棚に置いてあるから、お狐様が助けてくれたんだと思う。
で、この前の地震のとき。
コーヒー飲みながら原稿やってたら、ちょうど便所に行ったときに震度4がきて停電した。
原稿がコーヒー漬けになってたらどうしようかと心配でしかたなかったが、
便所の外でグラスが割れる音がしたから電気が戻るまでは動くに動けなかった。
狭い便所で涙目で立ったり座ったりしてたら、足が何かに触れた。
手で確かめてみたところ、 無 事 な 原 稿 だった。ドアの下の隙間から差し込まれてた。
電気が復旧して部屋に戻ったら、案の定机はコーヒーの海w
すごくありがたいんだが、原稿の内容が汁だくモノだったことを考えると申し訳ない気がしてくる。
余談だけど、そういうことが結構重なってるので、たまに食べ物をお供えしてる。
供えた日の晩はラップ音がしたり急にブレーカーが落ちたりするけど、
次の日に仕事から帰ってきたら供えものが減ってたりするw
ハム>まんじゅう(白あん)>>>越えられない壁>>>油揚げ っぽい
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