ほんのりと怖い話スレ その21
341 :本当にあった怖い名無し :04/12/24 07:41:14 ID:ODxFMzOj
昔、某市民病院で設備管理してた時の話。
深夜、仮眠中に電話が鳴り、
枕灯(ベッドの枕元にある蛍光灯)が切れたので交換して欲しいとの連絡があった。
消灯時間過ぎてるのに、こんな夜中に交換することもないだろうと思ったが、
至急交換して欲しいとの事なので、眠い目を擦って部屋に向かった。
部屋に着くとなぜか明かりがついていたので不思議に思ったが、とりあえず部屋に入ると、
医師やら看護婦が数人ベッドを囲んでいて、
俺を見たとたん慌ててベッドに寝ていた患者に頭までシーツを被せたのよ。
で、シーツを被せる瞬間、なんか血みたいのがベットリ患者に付いてるのが見えたのよね・・・。
まぁ、嫌な予感はしたけど、俺は無言で枕灯の交換にうつったんだけど、
なぜか枕灯の蛍光灯が外れないし、
しかも、俺の目の数十センチ先には、シーツを被ってるとはいえ患者の顔が・・・。
ぜってぇ生きてねぇよ!この患者!と思いつつ汗ダラダラで作業するが、なぜか蛍光灯が外れない。
結局5分ぐらい頑張ったが外せなかったので、
「交換は明日にしてくれ」と医者に頼んで俺が部屋を出ようとすると、
患者の家族が走りこんできて、「お母さん!」ってベットの患者に泣きついた。
部屋の明かりあるんだから、枕灯なんか別に今交換することないだろ!とマジで思ったよ。
医師達の無神経さがほんのり怖かった俺の昔話。
343 :本当にあった怖い名無し :04/12/24 11:59:05 ID:z7DjoTAh
>>341
その病室は何科の患者なの?
血がベットリってコワイなー。外科かな?
それとも結核かなんかかな?
344 :本当にあった怖い名無し :04/12/24 16:52:44 ID:m2AHbVGe
>>343
もう10年ぐらい前の話だから何科だったのかは忘れた。
たぶん吐血かなにかだったのかな、着ている服とかシーツが赤かったのが一瞬見えたぐらい。
つーか個室じゃ無かったわけで、
思いっきりその場に居た医師に、ここのを交換してくれって頼まれたのを覚えてる。
それと、事後処理で放置されるどころか、俺の作業をずっと見守ってたなぁ。
普通に考えたら部屋の明かりだけで十分すぎる明るさだったから、
なぜ交換しなきゃいけなかったのかは今でも理解できないよw
355 :本当にあった怖い名無し :04/12/25 17:57:59 ID:4WSAo6r6
>>344=341
【夜中】で【個室じゃない】から、枕灯が必要なんじゃないか。
入院してると、ただでさえ「死」に対して神経質になりやすいから、
他の患者に余計な刺激を与えたくなかったんだよ。
そういう事に気付かない341の無神経さにほんのりだよ。
356 :本当にあった怖い名無し :04/12/25 19:29:15 ID:bszPfSs+
>>355
まぁ状況をだいぶ省略して書いたからそう読み取られてもしかたないが、
他のベッドに誰か居たらさすがに後日にするなんて言わないよw
ハッキリとはさすがに覚えてないけど、
4人部屋に入る→見渡すと使われてるのは1つのベッドだけ→医師にここだと言われる
だったと思う。
重患者だと言って個室に入れるほど個室は多くなかったから、大部屋に1人だけってのは珍しくない所だったよ。
まぁどこでもそうだと思うけどね。
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