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『G県厨』8/12

「『G県厨』7/12」の続き
原著作者「怖い話投稿:ホラーテラー」「匿名さん」 2011/08/21 18:36

-本家にてご報告-
889 :難民『転生68』 :02/03/16 00:47 ID:Gv9YVHyi
遅くなりましたが、昨日の押し掛けのご報告です。
足らない頭で一生懸命考えているのですが、うまく伝わるかかなり不安が残りますが、お許し下さい。
G県厨の押しかけ予告を再び貰っていた私は、家に帰ったら部屋にG県厨が居る!!!
みたいな状態を回避する為に、有給を貰って自宅待機。
待ち合わせの時間など知らないね・・・な私は、自宅で持ちかえり残業をこなしていました。
そして思ったより早く終わった喜びから、少し仮眠を取る事を選択しました。
しかし相手は空想上の生物の遥か上を行く超生物、
私は気を抜かずに肌よりも命と安全を選択し、化粧をして、しっかりと服を着たまま仮眠。
厨の言っていた一方的待ち合わせ時刻まで、まだ時間があります。
私が行かなくて、多少待ってから電車で来るなら、充分仮眠が取れます。
私はベッドに転がると、だんだんと気持が良くなりました。
その時、いきなりインターホンがなりました。
時計を見るとそれは待ち合わせの時間よりも1時間弱早い時間でした。
私はお巡りさんが来てくれたのかな?などと思い、玄関へ飛び起きていきました。
「どちらさまですか?」
「わ―――――!やっぱり私の思いが通じてたんだ!
 テレパシーかな?な―んて、愛ですよね!!」
聞き覚えのある地獄の旋律・・・私は玄関に置いてあったテレコで録音開始。
扉の向こうの異世界生物ことG県厨は、私の返答を待つことなく、マシンガンの様に話し続けました。
「やっぱり直接きて良かった!荷物重いから迷ったけど、さっき路線図見てたら、
 U駅まで行かなくてもD駅(該当駅名の頭文字ではないです)で乗り換えして、
 F駅でて(該当駅の以下略)そのまま直接G駅(私の最寄の駅ですが、頭文字以下略)に来た方が早いとおもったら、
 本当に早く着きました!驚いたでしょう!
 元から待ち合わせより少し早めに着きそうだったから、思いきって行動したの!
 でも、Aさんが駅に行ってたらどうしようかと思ったけど、私の行動がAさんにはわかってたんですね!
 先を読んで家で待っててくれるなんて!さすが私の相方!!」
すでにこの時点で私の総てが脱力していくのを感じます。
人間、怒を通り越すと脱力するのかなぁ・・などと思いつつ、交番に電話。
現在押しかけられ中、一人のようだと言う事を伝えると、すぐに行きますとの返答、私は早々に電話を切り、応戦再開。
「迷惑です。帰ってください。あなたに会う気は一切ないです」
「またまた―――!Aさんは私が居ないと困るくせに!私は別に良いんですよ!
 でもAさんが困るんじゃない?」
翻訳コンニャクが欲しいよ、真面目に・・・思わず小●館に助けの電話を入れたくなりながら、必死に戦います。
「あなたがいる方が私は困ります。いい加減にして下さい」
自分で声が荒くなっていくのが分ります。もう来るなオーラを出しまくりました。
そうしたら、ついにG県厨に変化が現れたのです!
「あっ・・・ご、ごめんなさい・・・私、もしかして邪魔ですか?」
おお、ついに日本語が通じた!そうだよ、人間努力してがんばる事が何よりも大切なんだよ!
思わず嬉しさから強く答えました。
「はい、物凄く邪魔です。お帰りください」
「ごめんなさい・・・私、気が付かなくて・・・・」
おお、ついにG県厨に私の心が伝わった!みんな、ありがとう!
アドバイスありがとう!世界中のみなさんありがとう!私、幸せになれます!
「Aさん、人がいると原稿が出来ないタイプなんですね!
 気がつかなくてごめん、合同誌の編集は夕方からでも間に合いますね!
 それまで出かけてくるから、頑張って最後の追い込みをして!」
・・・・・・・・つ、伝わってないよ・・・確かに私、早とちりだったよ。でもフェイントだよ(泣)
現実を知らせる為に、私は慌てました。
「ち、違います!」
「良いんですよ、私が時間潰してくればすむ問題だもん!
 Aさんは気にしないで続き頑張って!荷物だけ重いからここに置いておくから、あとでしまっといてね!
 早くAさんの為に消えないとAさんが困っちゃう!私もカット書くの困っちゃう!」
扉を擦る音の後に、ボスンという音が伝わります。(多分荷物を置いた時の音でしょう)
そして走り去っていく気配。暫くなんの気配もしない不気味な状態。
扉を開けて確認したい。でも、もし外に居たら・・・しばらく悩んでいると、足音がだんだん近付いてきました。
「Aさん、大丈夫ですか?」
お巡りさんでした。ちょっと遅いけど、渡りに船でした。
「大丈夫です。G県厨は外に居ますか?」
「だれも居ません。大きな鞄があるだけです」
私はチェーンを付けて扉を開けると、お巡りさんに今さっきの事を説明しました。
「それでは荷物は交番で預かります。それと近くに一人警備をつけます」
そして駈け付けてくれたお巡りさんは、何事も無かったにも関わらず、
嫌そうな顔一つしないで、大きな荷物を持って交番へと帰っていきました。
もう一人の(駈け付けてくれたのは2名でした)お巡りさんは、制服と言う事もあり、
その場に立つ事はしませんでしたが、本当にこまめに巡回してくれました。

仮眠を奪われた私はいつ再び襲撃されるか分らない事から、
ゆっくり落ちつく事ができず、とりあえず再びの襲撃に対する準備を確認、
本当に原稿を進めることもできず、気を落ちつかせる為に料理をはじめました。
(私の精神安定の方法のひとつです)たまにはお菓子でも作ろう。
そう思い家にある材料で料理を試みましたが、どうしても材料が足らない。
今なら近くに買い物に行けるかも・・・でも、厨に会ったら・・・
危険な橋は渡らない。石橋を叩いて渡る!そう思った私は違う料理に切り替え
できるだけ手が込んで、何も考えないですむ物を作り始めました。
下ごしらえが終わり、香辛料のブレンドを楽しみ、オーブンで焼き始めます。
テレビではグレート鬼先生が流れているころです。
私がオーブンをスタートさせて様子を見ていると、いきなり外から大声が流れてきました。
「Aさーん!助けて―!」
「暴れるんじゃない!」
その声を聞いた私は扉越しに叫びました。
「お巡りさんですか?もしかしてG県厨・・・・」
そう言い掛けた時、扉に物凄い音と衝撃が響きました。
「さわんないでよ!変態!セクハラ!!」
どうやら扉の前でG県厨が暴れているのをお巡りさんが押さえている様です。
そんなお巡りさんから扉の内側にいる私に声が掛かります。
「すみませんが、すぐに応援を呼んでください!巡回中で一人で、押さえきれません。」
その申し出に私は慌てて手にしていた携帯を回すと、応援の要請電話を掛けました。
「離せ―!私が何したって言うの!」
お巡りさんは(多分G県厨を押さえていると思われます)、揺れる声で答えました
(暴れるG県厨を押さえるので揺れていたものと思われます)
「君は未成年だろう?家出かも知れないから、保護するんだ」
「家出じゃ無い!私はAさんと一緒に暮すんだから!邪魔しないで!Aさんが私を呼んだのよ!」
しかし、お巡りさんは私のメールを既に読んでことの次第を知っているようでした。
(メールは警察に渡して事前に説明をしておきました)
「それは君の激しい勘違いだ。ほら、大人しくしなさい!」
お巡りさんはそれでも厨を諭すように必死に会話を試みますが、如何せん、相手は厨です。しかもかなり強力な厨です。
お巡りさんと厨の会話は見事に歯車が合いません。
そうこうしているうちに応援のお巡りさん登場。
暴れる(音のみの判断)G県厨、だんだん遠ざかる声、はっきりと残ったのはお巡りさんの声でした。
「電話ありがとうございました。今、G県厨はパトカーに乗せましたのでこのまま交番の方に連れて行きます。
 落ちつきましたらご連絡します。」
「はい。いつもと同じですね。それよりも随分激しい音がしてましたが、怪我の方は大丈夫ですか?」
「大丈夫です。たいした事ありません」
たいした事無い?それって怪我はしてるって事?
私はG県厨がパトカーに載せたられたということに安心し、扉を開きました。
扉の目の前にいるお巡りさんは、見たところどこにも怪我はなさそうです。
「だ、大丈夫ですか?怪我は?」
お巡りさんはいきなり私が飛び出したことに驚いたあと、笑いながら答えました
「大丈夫です。ほら、ここちょっと引掻かれただけです」
見るとお巡りさんの手の甲には厨が引っかいたであろう幾筋かの赤い腫れ。
「今薬持ってきます。ちょっと待っててください」
私は室内にオロナインを取りに行きました。
その時でした。お巡りさんの叫びがあがって扉が閉まったのは・・・
「えっ?」
鍵が閉まる音に私が扉を振り返った時、そこには閉まった扉が・・・外の光りが無くなり、
室内灯に照らし出された玄関に立ち尽くす一人の姿・・・肩で息をするように大きく揺らす姿・・・
私を睨みつける瞳・・・乱れた髪・・・鬼の形相・・・
それは、G県厨母でした・・・

扉を己の背にし、ドアチェーンを掛けながら私を睨みつけるG県厨母。
な、なんで?どうして?
私はそんな疑問を思い浮かべるよりも先に、咄嗟に風呂場(ユニットバス、ちょっと頑丈な扉)に逃げ込みました。
鍵を内側から閉めると、扉が軋まんばかりの激しい衝撃、
「どうして家のG県厨ちゃんが、パトカーで連れて行かれるの!説明しなさい!」
私はなにがなんだかわかりませんでした。どうして彼女がここにいるのか。
どうして私はこんな所に逃げ込んだのか。もう、パニックです。扉がガンガン叩かれます。
私は自分の頬を想いきり叩くと、ゆっくり深呼吸しながら数字を数えました。
すぐに扉が壊される事は無い!そう思い必死に自分を落ちつかせます。
100%落ちつく事は出来ませんでしたが、
自分の置かれている状態を把握するくらいの落ちつきを取り戻す事は出来ました。
G県厨母がここにいる理由はわからないが、確かに居る。
部屋の鍵は閉められ、ドアチェーンが掛けられた。目の前の扉を挟んでG県厨母と二人きり。
扉の外にはお巡りさん。そしてG県厨母の叫びから、どうやらG県厨がパトカーで連行される時をたまたま目撃した模様。
そして部屋の中には凶器になるものが多数存在している。
これが私に与えられた情報のすべてでした。
扉は鉄扉ではないので長くは持ちそうにないのですが相手は普通の女性なので、
18歳真性厨父に比べれば幾分持つと思われました。

外ではお巡りさんが必死に呼びかけているのが聞こえてきます。
私は扉を押さえつつ、自分の居るバスルームを見渡しました。
何か役に立ちそうなものは無いか・・助かる術はないか・・・・
バスルームに窓は一切無い。換気扇が一つ。バス用品が幾つか。
武器になりそうなものはヘアースプレーとトイレ洗浄用の柄のついたブラシ。
ヘアースプレーはライターでもあれば武器になりますが(危険です。良い子の皆様は決して真似をしないで下さい)
ライターがありません。
それでも希望を捨てずにポケットをあさると指先に何か硬いものが触れます・・・
家の鍵と車の鍵をくっつけているキーホルダ―でした。
扉は相変わらず軋みます。破壊は時間の問題です。
私は意を決して扉から離れると、換気扇に近付き、お巡りさんを呼びました。
「お巡りさん、聞こえますか!」
その私の声に答える天の助けの声が・・・
「Aさん、御無事ですか!大丈夫ですか?応援呼びましたから、もう少し頑張って!」
お巡りさんが無事で外に居てくれる。これが唯一の救いでした。
私は換気扇越しにお巡りさんに今の状態を説明。慌てる私の言葉を、
お巡りさんは必死に理解しながら落ちつくように声を掛けてくれます。
どうにか私の現在の状況をわかってもらうと、車のキーを使い、換気扇に掛かっているカバーのネジを開け始めました。
震える手で上手くいきませんが、なんとかカバーを外す事が出来ました。
私は換気の外カバーを無理矢理開くと、そこからキーホルダーごと外に落としました。
「家の鍵です。」
お巡りさんは確かに受け取ったと返事をくれました。
今まで幾多の襲撃を防いでくれた鉄扉でも、開いてしまえば後はドアチェーン、これならなんとかなるかも・・・

微かな希望が見えてきました。ですが、扉への襲撃は激しさを増します。
既にG県厨母の言葉はヒステリーを通り越して、猿の惑星に突入しています。
理解は出来ませんが、恐ろしさはMAXです。武器はトイレブラシのみ。
一回の攻撃を防げるかどうか怪しいものです。その時、私は最大の武器に気が付きました。
しかし、それは母厨と直接向き合う諸刃の武器、いちかばちかの賭けです。
扉も既に限界の状態でした。
(蹴っていた足もとの外側が割れたらしく、内側が直接波打っているのが見えるんです)
どっちにしろ、これ以上は持たない。
そう思った私は最後の覚悟を決めました。出来れば決めたくなかったけど。
母親厨がずっと扉を叩き続けているという事は、武器は持っていないと私は解釈しました。
持っていたらそこで終わりです。でも、扉が破かれれば、これ又おしまいです。
私は意を決して扉に手を掛けました。
そしてドアノブを押さえながら鍵を外すと、一気に扉を勢い良く押し開きました。
母親厨はいきなり開いた扉を避けるように、一歩後ずさりをしました。かわされてしまいました。
母親はやっと出てきた私に笑みを浮かべました。
恐かった・・・鬼のような形相で、笑うんです。本当に目が光ってる様に感じました。
背筋が寒かった・・・金縛りってこんなななの?という状態です。
私は自己中心的かも知れませんが、自分が可愛いです。母親厨に何かされるのはごめんです。
ですが、そんな私に母親厨は飛びかかってきました。私は最大の武器を使用しました。
最大の武器、それは自分の体です。母親厨は普通の体型、相対する私は何度も言ってますがコニーです。
私は既に手加減と言う言葉を忘れ、飛びかかって来た母親厨に力一杯体当たりをしました。
母親厨は本当に飛びました。そのまま床に転ぶように落ちました。
私はそのまま母親厨を飛び越えると、玄関まで走りました。
するとそこには扉を開いてドアチェーンに悪戦苦闘しているお巡りさんが見えます。私は無我霧中で叫びました。
「どいて!扉閉めて!」
その私の剣幕に押されたのか、お巡りさんは扉をすぐに閉めました。
私は扉のドアチェーンを開けると、扉を開きました。ですが、そこまででした。
起きあがった母親厨が私に飛びかかったのです。しかし、既に遅かった・・・
自由になった扉は開かれ、お巡りさんが飛び込んできました。
そして私を殴っている母親厨を取り押さえると、私は解放されたのでした。
放心している私と暴れる母親厨を押さえるお巡りさん。数分後、再び応援のお巡りさんが登場。
しかし、G県厨本人とは違い、母親厨は、警察署の方に連行されていきました。
放心しきっていた私は、どうして良いかわからなかったのですが、そんな私にお巡りさんの一言が・・
「なんか焼いてるの?焦げ臭いけど大丈夫?止めた方が良い?」
その言葉に我に帰った私は慌ててオーブンに駆け寄ると、そこには焼けすぎて黒くなった物体が出来あがっていました。
なんとか落ちつきを取り戻した私は、お巡りさんに連れられて警察署へ。
そこで事情聴取を受けました。その時母親厨に、怪我は無いと聞きました。
ちょっと一安心。これで怪我でもさせていよう物なら・・・考えたくない(泣)
そのままその足で交番へ行くと、泣きつづけるG県厨がおでむかえ。
そして私を見るなりG県厨が叫びます。
「Aさん酷い!私を騙して!傷付けた!もう立ち直れない!
 あんだのせいだ!私、もうぼろぼろ!最低!志んじゃえーーー!!」
私の方がぼろぼろだよ。叫びたかったです。
結局G県厨は父親が迎えに来て引き取られていく事になりました。


本日、貰った情報によるそれぞれの考えです。
G県厨:Aさんと同居。東京でやりなおす。プロになる  
母親厨:G県厨が東京に行くのを反対。
・東京で頑張る。私には才能がある。Aさんが認めてくれてる。
 Aさんは私が東京でやっていけるように、手を焼いてくれた。
 これから高校卒業までの間に、Aさんと二人でプロになる。
 Aさんの実力はいまいちだけど、私と一緒なら、何倍も良くなる。
 二人の利害一致するから、Aさんは私の後見人になった。
 一緒にプロになる為に頑張る。
↑これがG県厨の言い分。それに対する母親厨の返答は↓
・それなら、高校卒業するまで、東京で活動する事を許す。
 きちんと学校に入って、卒業する事。卒業までに
 なんかしらの形になっていたら、そのまま東京に住む事を認める。
 そうでない時には大学に進む事。
というものだったらしいです。そして同居をはじめる日を黙って、そのまま出ていった娘。
荷物を取りに来た宅配便業者で、はじめて部屋に置いてある置手紙に気が付いた母。
そして娘の決意が硬い事を知り、前回の非礼を詫びれば、私を許すつもりだったらしく、
娘の様子を見るがてら、私の所に謝罪を聞きに来たそうです。
そしてそこで目にしたのは、パトカーに乗せられる我が最愛のGちゃん。
私の部屋を見ると、扉を開きお巡りさんと話す私が居る!
そのまま走ってお巡りさんに体当たりして突き飛ばし(いきなりの事で、お巡りさんは何も対応できなかったらしいです)
部屋に入り込み、あとは私の体験した流れになったようです。

今回は運に助けられた状態でした。本当に運が良かったとしか言えない状態です。
自分が情けないです。
もし、母親厨が台所に気がついて包丁を出していたら・・・
もし私が買い物に行くかどうか悩んで鍵を持っていなかったら・・・
私がコニーでなかったら・・・(いえ、これはすごく嬉しいのですか・・・)
母親厨が私以上のコニーだったら・・・お巡りさんが突き飛ばされて怪我をしていたら・・・.
本当に情けない事だらけです。
ですが、今は運が良かった、偶然の幸運に守られた事を感謝しつつ、18歳真性厨の攻撃に耐えています。
昨日は精神安定剤を処方してもらい、何も考えずに眠りにつきました。
本日、落ちつきを取り戻し、会社が終わってからテキストを纏めましたので遅くなってしまった事をお詫び致します。
物凄く長くなってしまい、申し訳ありませんでした。


265 :転生68 ◆bPTcnJs2 :02/03/16 23:44
昨日と本日のメルマガです。
G県厨の物しか纏められませんでした。申し訳ありません。
残りはプチ押し掛けのテキストが出来あがり次第頑張ります。
G県厨メルマガその1(昨日分)
Aさん、どうしてなんですか。どうして私の愛を分ってくれないの!
私はAさんのためを思って行動してあげてるのに。嬉しいなら
そんなに照れないで素直に反応して!Aさんが私のこと好きなのは
知ってます。私が必要なのも分ってます。いまさら隠す必要もないの。
素直に喜んで、私に感謝していればそれで良いだけなの。
これ以上恥ずかしがって見せても、私は怒るだけなんだから
そこの所をよく考えて、早く素直になりなさい。
春古味は無理になっちゃったけど、優しい私は許して上げます。
私に感謝しなさい。
私がいないとAさんなんて価値が無い人間なんです。もっと私を大切にして。

本日分G県厨メルマガ
明日は春古味なのに、私がなんでここにいないとならないのか。
Aさん、あなたが素直にならなかったから、こんな事になったのよ。
深く反省して、素直になって。あんまり曲がった表現ばかりしていると
温厚な私でもAさんを見捨てますよ。私に見捨てられたら
あなた一人で何も出来ないってことを思い出してください。
次の超都市、スペース取れたんでしょう?
今から本を作らないと。今度こそ合同誌出さないと
待ってるお客さんに迷惑掛かることを、考えてね。


216 :難民『転生68』 ◆bPTcnJs2 :02/03/17 00:30 ID:2xyZ09E9
すみません。本日プチ押し掛けがありましたので、報告させてください。
難民向きの内容かもしれませんが、一応押し掛けと言う事でこちらでUPさせて下さい。
テレビでは忍者の名前の障害物競走が行われているあたりでした。
インターホンが鳴りました。
インターホンが鳴っても怒鳴り声が上がらないのは
18歳真性厨の親では無いと思いながら、扉の前へ。勿論テレコもスタンバイ
「どちらさまですか?」
「Hです。」
・・・・・・・・聞き覚えの無い名前です。
「どちらのHさんでしょうか?」
「N区のHです。G県厨さんは?」
・・・・・・・・・はいぃ?なぜにG県厨の名が?
「居ません」
「もしかしてAさんですか?G県厨さんは何時ごろ帰りますか?」
は・・話しが見えてきません。話している感じから、相手も戸惑っているようです。
「帰るもなにも、元から居ません」
「えっ?だって、ここG県厨さんの引越し先ですよね?」
嫌な予感がします・・・
「違います」
「でもG県厨さんから、Aさんと同居する事になった。春古味の本が危ないみたいだから、手伝って欲しい。
 そのまま一緒に春古味に行こうってメールと駅からここまでの地図が来ていたんですが・・・」
嫌な予感的中!(乾燥藁 嬉しくない(泣藁
「それはG県厨が勝手に言っていた事で、本当のことではありません。
 彼女は現在G県にいます。春古味にも参加しないようです」
「えっ、だって、手伝う変わりに明日のチケットくれるって言ってたのに・・・」
・・・・・・はぁ。可愛そうに、Hさんも騙されたんだ・・・私は扉越しに、今回の件を手短に説明しました。
事態が分ったHさんは
「いきなり押しかけてきてすみませんでした。」と丁寧に謝罪を入れ、帰って行きました。
押し掛けと言うほどのものではないのですが
もしかしたら、G県厨は友達(?)全員に私の家を引っ越し先として連絡したのでしょうか・・・
これからイベント前に、誤爆押し掛けが来そうで怖いです。


89 : 転生68 : 2002/03/18(月) 04:40
ここもトリップ付けた方が良いのでしょうか?
とりあえずこのままで失礼致します。(必要なら言って下さい)
流石に春古味当日、外れてもらいたい予想が当りました。
予想範囲内の押し掛けと、予想を外れた押し掛けがありました。
最近の疲れが祟ったのか、あまり外に行く気のなかった私は、部屋でお菓子作りに興じる一日でした。
思ったよりも上手く出来た料理に気を良くした私は、このまま夕飯作りに取りかかろうと思いました。
しかし、冷蔵庫には殆ど物が入っていない状態。久し振りに買い物に出かける事にしました。
いつも行っているスーパーで、必要な食材、日曜雑貨を購入。そのまますこしぶらっとしてから家路へ付きました。
部屋の鍵を開けて室内に入ろうとしたとき、前方からどうみて本日有明に居そうな格好をした姿が数人歩いてきます。
私は嫌な予感に包まれ、速攻部屋に入り、即座に鍵を閉めました。
そのまま待つ事数秒、嫌な予感的中です。
インターホンが鳴り響きました。
もう許して・・・お願い・・・・そんな事を思いながらテレコスタンバイ
「どちらさまですか?」
「G県厨さーん!遊びに来ましたよ―!今日、スペースに居なかったから心配しました!」
あぁぁぁぁぁ、やっぱりか・・・今回もHさんみたいだと嬉しい・・・
「私はG県厨ではありません。間違いです。お引き取りください」
「G県厨と一緒に住んでるAさんですね!話は聞いてます!
 私達、G県厨の友達で、今日、引越し先に遊びにおいでってメール貰ったんです。
 本当はイベントで待ち合わせしようって言ってたのに、休みみたいだったから直接来ました!」
「G県厨さんはここには居ません。G県厨さんと私は同居してないんです。
 同居の件は彼女の一方的な言いだしで、私は断りました。実際には同居していません。」
「えぇ――!嘘!だってG県厨さんがAさんと一緒に住むって言ってました!
 Aさんに是非とも来てくれって言われたって。」
・・・・・・はぁ・・・・もう、溜息しか出ません。
「私からは一言もそのような話しはしていません。私はもうG県厨さんと関わりを持ちたくないんです。
 せっかくここまでいらしたのに申し訳ありませんが、お引取り願えませんでしょうか?」
「そんな事言って、本当はG県厨さん、居るんでしょう!私達を警戒してるの?
 大丈夫、私達はG県厨さんの友達です。メール何回もやり取りしてるもん!安心してください!」
・・・安心できません。どこをどうしたら安心できるのか教えてください。
「G県厨さんは本当に居ません。隠してません。」
「だったら部屋に入れて下さい!居ないんなら見せられるでしょう?」
・・・・・・もしかして・・・彼女達も厨?
「知らない方を部屋に入れるわけには行きません。申し訳ありませんがお引き取りください」
私の言葉が悪かったのか、相手が悪いのか・・・扉を叩く音が始まりました。
「何言ってるのよ!そんな言葉信じられる訳ないでしょう!証拠くらい見せなさいよ!」
だから、私は知らない人を部屋に上げるような真似はしたくないんだって・・・
「お引き取りください。彼女は本当に居ません。
 これ以上騒ぐ様でしたら近所迷惑になりますので警察を呼ばせていただきます。」
「ひっどーーーーーーい!私達が何をしたって言うのよ!あんたが悪いんでしょう!
 私達は友達にあいに来ただけなのに!それを嫌がらせするなんて最低!
 AさんがG県厨さんを呼び寄せたのは知ってるんですよ!
 嘘を付いている人が警察を呼べるわけないじゃないですか!脅かすならもっと上手くやってよね!」
だめです。G県厨電波に同調できる相手らしく、私の言い分は聞いてくれません。
私の説得が悪いのか、相手が厨なのか・・・仕方無しに携帯で交番に連絡。
悲しいかな、いつもと同じやり取りで、手際良く連絡が終わります。
「今、お巡りさんを呼びました。いい加減にして下さい。」
「何言ってるのよ!はやくG県厨出しなさいよ!分った!彼女を監禁してるんでしょう!
 G県厨さん、今助けてあげます!早くここを開けて彼女を解放しないとこっちが警察呼びますよ!早く開けなさい!」
・・・監禁したのは私じゃないよ・・・私がされたんだよ、彼女の母に(思い出したくもない)
扉を叩く音とインターホンを慣らす音、罵詈雑言、蹴るような衝撃。鉄扉君、今日もありがとう。
すでに会話が通じなくなっている状態の相手を宥める事も出来ずに居ると、その数分後にお巡りさん登場。
「なに本当に警察呼んでるのよ!最低!あんたがこのまま逮捕されなさいよ!
 G県厨さんを監禁してるのはあなたでしょう!捕まるのはあなたよ!」
・・・厨の相手は泣きたくなります。泣いても良いですか・・・情けなさに襲われていると、扉越しのいつもの会話。
あとから電話を貰う約束をして自宅待機。
後の事を考えてメールのプリントアウトを準備。
買ってきた物を冷蔵庫へ入れて一息ついていると、交番から電話がありました。
「さて、行くか・・・・」
用意をしていた鞄を手にして警察へ出かける為扉を開けました。
「自分から出て来るとは、良い心掛けだ。」
扉を開けた目の前には、扉が開いたことに少し驚いているようなG県厨父がなぜか居ました。
慌てた私は開けた扉を引き戻しますが、それをG県厨父の手が制止します。
「何してやがる!俺の方から出向いてやったんだ!なのにその態度は何だ!」
多分そんな意味合いのことを叫んでいたと思います。
私は必死に扉を引き戻しますが父厨は扉の間に手を入れてきました。力ではどうしてもかないません。
結局扉は父厨に押し開けられてしまいました。すでに逃げ場がありません。
「・・・・何のようですか・・・」
「今すぐすべての警察への届を取り消せ!お前のせいで私の家族が!」
父厨はゆっくりと私に近付いてきます。靴くらい脱げと、こんな状態で思った自分が悲しい。
私も靴をはいたままでしたが・・・
「お前のせいで、お前のせいで!どうして家がこんな目に!」
G県厨親子、どうしてこうタイミング良く(悪く?)現れるんだよ・・・泣きたいよ・・・
でもこのままでは本当にまずいです。どうすれば良いのでしょうか・・・
泣いている場合ではありません。私はとりあえず相手を落ちつかせる方法にでました。
「とりあえず、お互い靴脱ぎましょう。今、お茶入れますから。上着脱いで下さい。」
今の私にはこれ以外の言葉は見つかりませんでした。
しかし、父親厨は自分の足元を見ると、靴を脱ぎに玄関へ戻っていきます。私はこの隙に鞄から携帯を取り出しました。
父厨の目を盗んで携帯をポケットへ入れる事が出来ました。
そして父厨に怪しまれない様に私も靴を脱ぎ、お茶を用意しました。せっかく作ったお菓子は父厨へ・・・
父厨を座らせると、私は台所に近いと言う口実から、扉に近い方へ座りました。
そして父厨から見えない位置で携帯リダイアル。あとは現状況を警察に伝わる事を願います。
「改めてお話を聞かせてもらえますか、G県厨父さん」
私は部屋にG県厨父がいる事を訴える様に、会話の度に何度もG県厨父の名を呼びます。
「お前が自分の都合で出してる警察への届出を取り消せと言っているんだ。」
私は相手を怒らせない様に気を付けて言葉を選びます。噛み合わない会話が続きます。
父厨の怒鳴りに近い言葉をビクビクしながら受け、ゆっくりと電話を盗み見ると、電話はすでに繋がって居ません。
気が付いているのかいないのか分りません。
私は祈りながら、もう一度リダイアル。その間にも父厨は言葉が荒いできます。
そしてついに父厨の冷静さが失われました。
「俺は話し合いに来たんじゃない!お前が取り消せばそれだけで良いんだ!」
父厨、切れるの早いよ・・・お茶入れてまだ数分だよ・・・・私は必死に落ちつかせますが、父厨の怒は大きくなって行きます。
そしてついに父厨の怒爆発
「素直に謝れ!謝罪しろ!お前が警察に捕まれ!」
某野球球団の星の頑固な父のように、机をひっくり返しはしなかったのですが、
父厨は手にしていたティーカップを私に投げ付けました。そのまま叫びます。
「お前のせいで家が酷い目に合ってることが分ってるのか!」
震えている場合ではありません。いえ、震えている余裕をくれませんでした。
父厨は動けない私に殴りかかってきます。
なんとかそれを避けた私は携帯を掴むと、再び殴りかかってくる父厨に机を蹴り付けました。
机は父厨の脛にぶつかってくれました。私は慌てて扉を閉めながら(部屋の入り口扉と玄関
僅かな時間稼ぎのつもりだったようです)外へ助けを求めに行きました。
部屋から一番近い(裏に通じている)階段を駆け下りると、
部屋の騒ぎを聞いていた階下の部屋の住人が、扉を開けて私を匿ってくれました。
私はお礼を言う事も出来ずに、その場に崩れ去ると、手にしていた携帯で、再び警察に連絡。
情けない事に上手くしゃべれない私のかわりに、そのお部屋の住人が電話の応対をしてくれました。
幸い、私がこの部屋に逃げ込んだ事は父厨にはわからなかった様で、暫く外を探していたようですが、そのまま消えました。
多分駈け付けてくれたお巡りさんを見て、逃げたものと思われます。(推測)
結局私はそのままお巡りさん付き添いの元、病院へ行く事になりました。
お恥ずかしい事に、すでに正常でなく、震えるしか出来ませんでした。
G県厨の友達押し掛けのほうは、お巡りさんが説明して理解をしたそうです。
(本当に理解したかどうかは不明ですが・・・取り合えず厳重注意で帰宅したそうです)
病院での診断は、軽い火傷でした。私はそのまま薬を処方してもらい、そのままお巡りさんに付き添われて帰宅しました。
薬を飲んで早々に寝たのですが、目が醒めてしまい、なんとかテキストを纏めました。
明日、とある場所へ避難する事になりました。(場所は伏せますが)
それと電話はやはり間違いだと思い、切られていたようです。
まだ落ちついていないようで、上手く文章が纏らなくて申し訳ありません。
数日、ネットが出来ない環境になりますので、早急にご報告に上がりました。
落ちつき次第、ご報告にまいります。
お見苦しく読み難い報告ですみませんでした。

「『G県厨』9/12」に続く

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[ 2012/03/15 ] ホラーテラー | この記事をツイートする | B!


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