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『彼女にプロポーズしたらいつの間にか別人にすり替わっていた(最終報告)』3/4

「『彼女にプロポーズしたらいつの間にか別人にすり替わっていた(最終報告)』2/4」の続き
彼女にプロポーズしたらいつの間にか別人にすり替わっていた

369 :以下、三日土曜東R24bがお送りします :2011/12/18(日) 20:49:21.22 ID:dptf7iXo0
>>367
>>308だが一応聞いておこう。
どっちかっていうと『ちわちゃん』ってあだ名の由来なんだっけ?
って聞いた方がいいかも。

友達の証言が>>1と一致したならエリが嘘をついていると言えないか?
同一人物である可能性も薄くなるぞ。


370 :以下、三日土曜東R24bがお送りします :2011/12/18(日) 20:56:15.86 ID:00wmT22/0
俺はエリザベスが全て計算して計画的にやってるように思える
>>1は何らかの手段で催眠術にかけられているか、洗脳されているんだ
エリ:「何いってんの?」
はたまに洗脳がとけかかることも想定しているので冷静にごまかしたんだ
先日の来訪はその程度まで覚醒しつつあるかの確認で
今エリザベスは再洗脳の手段を講じているに違いない


371 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/18(日) 21:01:53.18 ID:B901jg/No
>>369
ゼミ仲間は俺が彼女を「ちわちゃん」って呼んでるのを聞いて
それに合わせてたんだと思う。
彼女のオチ研での名前を友人が知らなくてもおかしくないし、
手がかりになるのか?


372 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/18(日) 21:02:38.33 ID:B901jg/No
>>370
洗脳とか催眠術とか、俺自身の知らない間にできるもんなの?


377 :以下、三日土曜東R24bがお送りします :2011/12/18(日) 21:06:47.32 ID:q5L0DezAO
なんとしても1には佐藤花子を捜し出して欲しいけど、そのつもりはある?


378 :以下、三日土曜東R24bがお送りします :2011/12/18(日) 21:07:28.69 ID:wt0St3r60
1の記憶に問題があろうとなかろうと、どちらにしろ現段階では友人かエリザベスか、
少なくとも一人は確実に嘘をついている人間がいるよ
それに関してはどう感じているの?


384 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/18(日) 21:22:20.42 ID:B901jg/No
>>377
気にはなってるけど・・・正直怖いわ

>>378
どういうつもりで嘘をついてるのかにもよるけど
いまのところ疑心暗鬼でいっぱいだよ

タバコ買ってくる。


485 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/19(月) 23:03:51.77 ID:SoTMtmQEo
今日はちょっといろいろあったので報告する。
多分時系列で書いていくのが一番わかりやすいと思うので
昨日のことから書く。

昨日の夜、ここに書き込みしてる最中に友人Sから電話があった。
「話したいことがあるから、明日(つまり今日)会えないか」
という内容だった。
例の写真も持ってきて欲しいと言うことで、この時は意図が不明だったけど、了承した。
どういう話なのか問いただしたけど、
「電話じゃ言えない。説明できない」
を繰り返すばっかりだった。

この後書き込みするのも面倒で
ここを放置しちまった。すまん。


492 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/19(月) 23:15:30.95 ID:SoTMtmQEo
で、今日。
会社を上がって、待ち合わせ場所に向かった。今回も居酒屋。
カウンターでSの名前を出したら仕切りで区切られた座敷スペースに案内された。
そしたら、Sの他に、もう一人同席者がいた。
Nという、ゼミの同級生だった女の子だ。
ついでに俺のイニシャルも晒しとくとTだ。

「久しぶりTくん」とNは笑った。
卒業以来に会うので、俺も「久しぶり」と返したが
どうしてNがここにいるのか腑に落ちなかった。
特に仲が良かったわけでもないし、連絡先だって知らないような間柄だったんだ。


498 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/19(月) 23:27:50.72 ID:SoTMtmQEo
「で、どういう話?」
俺はSに聞いた。

S「まず、この間は悪かった」
俺「ああ・・・まあ、しょうがないよ。てか、Nさんに話したの?」
S「話した」
俺「・・・まあ、いいけど。俺がキ○ガイだなんて話が広まるのは勘弁して欲しいんだけどな」
N「そんなこと言わないよ。力になれるかもと思って今日は呼んだの」

力になってくれるってどういう意味なのか、よくわからなかったので黙っていた。

N「まず、Sに見せた写真見せて」


511 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/19(月) 23:43:56.62 ID:SoTMtmQEo
俺は写真を鞄から出してNに渡した。
知らない女(Sが佐藤花子だっていう女)が写ってる例のやつだ。
Nはその数枚しか無い写真を丹念に繰り返し眺めた。
俺とSはその様子を黙って見ていた。
やがてNが顔をあげて、Sに向かって「やっぱりそうだよ」と言った。
意味がわからない。俺はイライラを押し殺して
「どういうことなの?」とNに聞いた。

Nは「私が言っていい?」とSに何かを確認した。
Sは黙ってうなずいた。

Nは俺に言った。
「Tくんさ。相貌失認症って知ってる?」


518 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/19(月) 23:53:07.10 ID:SoTMtmQEo
俺「知ってるよ」

このスレで誰かが解説してくれたからな。
その後ウィキも見た。

俺「でも俺はそんなんじゃない。ちゃんと顔で区別つくよ。
  Nさんの顔だってちゃんとわかる」

Nさんもアレか。聞きかじりの知識で生半可なアドバイスを
するためだけにこんなところに来たのか。
そう思ったよ。

このスレにいるみんなには悪いけど、みんなのこと
ぶっちゃけそういう風に思ってたことは否定できない。
スマン。精神的に追いつめられて性格悪くなってた。

でも、Nは続けてこう言った。
「Tくんじゃないよ。Sがそうなの」


526 :以下、三日土曜東R24bがお送りします :2011/12/20(火) 00:00:19.46 ID:R6hiBVrb0
この1本物?トリップ合ってるけど文体変わったよね。
妙に盛り上げ系というか演出系というかラノベ風というか
読者の気を引きたい人の書き方。
本物で、気を悪くしたらゴメン。でも、どうしてこういう書き方になったのかな?


530 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 00:13:41.84 ID:5nqMdwZ9o
>>526
まあ、俺自身展開がいろいろありすぎたので面白くなっちまったww
ケレン味たっぷりで今日は書かせてもらうww

S「すまん。お前に知られたくなくて、
  この間はあんな風に断っちまったんだ」
俺「・・・初耳だぞ。ちゃんと言ってくれればよかったのに」
S「あいつはキ○ガイだ、なんて話が広まるの、嫌だったんだよ」

俺は二の句が継げなかった。

N「Sは大学に入る前から、そのことで結構嫌な目に会ってきたんだよ」

Nはそう言ってから俺に写真を差し出した。

N「ここに写ってるのは、私から見ても千輪ちゃんとは違う人だと思う」
俺「・・・じゃあ、なんでSは千輪ちゃんだって言ったんだ」
S「服に見覚えがあった。あと、ペンダント。
  それ、お前が千輪ちゃんに買ってやったやつだろ」
俺「・・・たしかにそうだけど」

俺にしてみたらエリザベスと花子の区別がついていないから
この写真の女がそのペンダントをつけてても違和感が無かったんだ。


534 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 00:27:37.34 ID:5nqMdwZ9o
俺「じゃあ、この写真、なんなんだよ。
  俺の知らない女が、俺の買ってやったペンダントをなんで付けてるんだよ」
N「多分これ合成だよ。フォトショップかなんかで作った」

Nはこともなげにそう言った。俺は何も言えなかった。
Nはそれから、自分の鞄から荷物を引っ張りだした。
卒業アルバムだった。

N「これ、見て」

Nは卒業アルバムのページをぱらぱらと開いて俺に見せた。
日文科の、俺の所属してたゼミのページ。
「エリザベス」とさっきまで俺が呼んでた女の顔写真が載ってた。
写真の下に「佐藤花子」って書いてあった。


550 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 00:40:55.38 ID:5nqMdwZ9o
俺「Sはなんで千輪ちゃんの写メを知らないって言ったんだ」
S「服とか見覚え無かったし、髪形も変わってたからわかんなかった」
俺「じゃあ、この写真の女は?」
N「それはわかんない」
俺「合成って、誰がそんなもん作ったんだ」
N「わかんないよ。だからさ」

Nはビールのジョッキを手にとって言った。
「今から千輪ちゃん家に行こうよ。そんで直接聞けばいいじゃん」
ほらほら、早く飲んじゃいなよ、とNにせかされて俺もジョッキを空けた。
ほとんど手付かずにしてたから
それこそ馬鹿な学生がやるような一気飲みみたいになった。

店を出る際に俺は二人に聞いた。

俺「あのさ。もしかして二人、付き合ってる?」
S「ああ、うん」
N「卒業した後からだけど」


564 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 00:52:47.48 ID:5nqMdwZ9o
俺とSとNは千輪ちゃんのマンションに向かった。
在宅は携帯から電話して確認した。
千輪ちゃんは突然同窓生が訪ねてきたことにびっくりしていたが快く家に上げてくれた。

N「千輪ちゃん、ひさしぶりー」
千「Nちゃん、かわってないねー。あと、えっと、Sくんだっけ」
S「あんまり話さなかったしなぁ。名前忘れられてもしょうがないww」

千輪ちゃんは、Sの顔をみて、名前を思いだしたみたいだった。
もしかしたら、一昨日俺が名前を出していたから思いあたったのかも知れない。

俺「あのさ。突然変なこと言うけど、免許証、見せてくれる?」
千「は? なんで?」
俺「ちょっと確認したいことがるんだよ」
千「いいけど・・・」

千輪ちゃんは俺に免許証を差し出した。
ちゃんと「佐藤花子」って書いてあった。


578 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 01:01:07.46 ID:5nqMdwZ9o
俺「・・・やっぱり「佐藤花子」だよな」
千「そりゃそうでしょ」
俺「この間俺、お前に、名前は「佐藤花子」だろって聞いたら、
  何言ってんの、って言ったじゃん」
千「言ったよ。5年も付き合ってるのに、名前の確認って、
  いまさら何言ってんの、って意味だよ」
俺「じゃあなんで婚姻届に「伊集院エリザベス」なんて書いたんだ?」
千「はあ? なにそれ」

俺は婚姻届を千輪ちゃんに見せた。
写真と一緒に鞄の中に入れていたんだ。
婚姻届には俺の名前と、伊集院エリザベスの名前が書いてある。

千「・・・私、知らないよこんなの」
俺「だって、俺が名前書いてから、お前に渡して、お前が俺に返してきたんだぞ」
千「Tくんがくれた封筒に入ってたのは白紙だったよ?」
俺「そんなはずない」
千「私の名前だけ書いて、封筒に入れて返した」


597 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 01:07:01.50 ID:5nqMdwZ9o
N「封筒が、すり替わったんじゃない?」
俺「そんなことあるわけない」
N「人間が入れ替わるよりは、あるとおもう。
  Tはその変な名前が書いてある書類、千輪ちゃんに見せて確認した?」
俺「いや・・・口で聞いただけ」

俺はなにがなんだかよくわからないまま千輪ちゃんに聞いた。

俺「じゃあ、やっぱり、お前は「伊集院エリザベス」なんて名前じゃないんだよな?」
千「そりゃそうでしょ」
俺「じゃあ、誰なんだよ伊集院エリザベスって」
N「たぶん・・・この写真の女じゃないかな」

Nが例の写真を指した。

心臓がきゅっと、一瞬止まったような気がした。
パズルのピースが嵌ったみたいに腑に落ちた。
こいつが。
この女が。
「伊集院エリザベス」・・・なのか?


626 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 01:14:19.72 ID:5nqMdwZ9o
N「千輪ちゃんはさ。この写真、見覚えある?」
千「・・・Tくんと一緒に旅行行った時の写真だと思うけど、顔だけ変わってるね。なにこれ?」

千輪ちゃんは一度奥の部屋に引っ込んで(俺はそこが寝室なのを知っている)
写真屋がくれるような小さな薄っぺらい写真ケースを持ってきた。

千「たぶんこの写真がオリジナルだと思う」

千輪ちゃんはケースから写真を一枚取り出して
俺の持ってきた写真に並べて見せた。
まったく同じ写真だけど、写っている女の顔だけが違う。
俺が持ってきた写真の方が、やや色が薄い。画素も荒い気がした。


643 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 01:20:04.64 ID:5nqMdwZ9o
俺「・・・千輪ちゃんは、この女、知ってる?」
千「さあ。わかんない。知らない人だと思う」
N「まあ、それはいいんじゃない?
  とりあえずTくんの誤解は解けたし」

Nは満足そうに笑った。力になれてよかった、などと言っていた。

「全然よくねぇよ」
俺は笑えなかった。

だってそうだろ?
誰かが婚姻届の入った封筒をすり替えた。
どうやって?
俺の私物の写真をすり替えた。
どうやって?
俺の部屋に侵入した?
千輪ちゃんの部屋に侵入した?
知らない間に鞄に手を突っ込んだ?

「伊集院エリザベス」という誰も知らない女が。


649 :1 ◆5OdeDXNyCeRS :2011/12/20(火) 01:24:18.75 ID:5nqMdwZ9o
そういうわけで、今俺は千輪ちゃんの部屋にいる。
家に帰るのが怖い。iPADから書きこんでる。

そういえば昨日、写真の女の幻覚を見たんだった。
バスの窓から俺に手を振ってた。

あれは幻覚じゃなかったのかもしれない。
実物の「伊集院エリザベス」が俺に手を振ってたのか。
あんな優しげな微笑みをうかべて。

これからどうしようかなんてことは全く思いつかないけど
これで俺からの報告は終わりにします。
いままで聞いてくれて、みんなありがとう。

「『彼女にプロポーズしたらいつの間にか別人にすり替わっていた(最終報告)』4/4」に続く

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