人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<八巻目
243 :もしもし、わたし名無しよ:2007/05/25(金) 23:12:45
『私の人形は良い人形』(※山岸涼子のホラー漫画)みたいに子供と一緒にいちまを焼くみたいに、
西洋でも子供と一緒にビスクドールを埋めることがあった。
2年ほど前のイーベイに出たんだけどな。
その女の子は両親が死んで祖父に育てられたので、
祖父が旅行のたびにビスクドールを買ってきて、部屋じゅう人形だらけだった。
その子が死んで、一番のお気に入りが女の子と一緒に埋められた。
ところが数週間後、埋められたはずの人形が戻ってきていた。
何度埋めなおしても、女の子の部屋に戻ってきたんだ。
部屋の中では毎夜、“女の子たち”が笑う声や足音が聞こえたらしい。
やがてその祖父も亡くなり、人形たちごと屋敷は売りに出された。
その屋敷を買った人が、すでにアンティークドールの年齢に達したいわくつきの人形達をまとめてイーベイに出した。
『どの人形が“その人形”かは私は知らない。これはその中の一点である。
どうしてもうまく写真が撮れないので、写真が不鮮明だが了承してほしい。』
人形達がずらりと並んでいるその人形部屋の写真は、全ての人形の姿がおめくように波打ち、ぶれていた。
当時イーベイのビスクカテを見ていた人なら覚えているんじゃないか?
私は茶髪のモリムラが出ていた(そして落札された)のを覚えている。
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