◇ 心霊ちょっといい話VER.5 ◇
72 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/30 22:12
これは、俺自身がこの間の東北地震の時に体験した話です。
仕事終わった後、会社の倉庫の2階で資料の整理をしていますた。
2Fといってもロフトみたいな所です。
はしごに右足かけてるだけの不安定な状態で、いつものように整理をしていますた。
地震が襲われたのは、そんな時でした。
うちの地方は震度5強。
突き上げる衝撃でハシゴはどっかへ飛んでいき、足場を失った俺は『落ちる!!!』と思いました。
そんなとき、去年死んだおばあちゃんが浮かんで見えました。
あ、俺死ぬのかな。おばあちゃんが呼んでるのかな。
そう思いました。でも違いました。
おばあちゃんが両手を突き出して、俺の尻を支えるようなポーズ取ったんです。
気がついた時には揺れは収まってて、細い柱みたいなのを右手でしっかり握り閉めてますた。
今でも右手は物凄い筋肉痛で、どこで打ったのかひじから下あたり青あざで真っ青っす。辛いっす。
でも明日は頑張って、久しぶりにおばあちゃんの墓でも掃除に行ってこようと思います。
次の記事:
『手足の角度が変わる』
前の記事:
『鈴の音』