不可解な体験、謎な話~enigma~ Part74
911 :本当にあった怖い名無し:2011/11/02(水) 23:22:53.35 ID:lvIRaMJn0
昔の話を思い出したので書きます。
小学生のころ、私は週2回ほど学校帰りに公文式に通っていました。
公文がある日は、いつも一緒に帰るメンバーではなく、同じく公文に通うYちゃんという子と一緒に帰っていました。
しかしYちゃんにはAちゃんという仲良しの子がいて、
週2回とはいえ仲良しのYちゃんを私にとられるのが気に食わないらしく、
3人で一緒に帰る日もYちゃんだけに話しかけたり、あからさまに私をはぶったりしていました。
そんなある日、いつものように3人で帰っていると、
Yちゃんと私だけで話が盛り上がっていたのが嫌だったのか、
Aちゃんは「もう!」と怒って、スタスタと前の方に歩いていってしまいました。
私がおろおろしていると、横にいたYちゃんが突然、
「大丈夫、私たち○○先生のところ行っているから」と言いました。
○○先生というのは聞き覚えがなく、「ざざんか先生」とか「ざざん先生」のようなかんじだったと記憶があります。
「○○先生?なにそれ」と私がいうと、「見てて」と言って、
Yちゃんは両手を組んで「○○先生、○○先生。力をお貸しください」と、小さな声でつぶやきました。
すると、怒りながらすたすたと先の方を歩いていたAちゃんがくるっと振り返って、
「分かった。今日電話してね」と言いました。
AちゃんにYちゃんの言葉は聞こえてないはずです。
Yちゃんは私のほうを見ると、「ね?私たち繋がってるの。今夜も○○先生のところ行くんだよ」と得意げでした。
偶然といえば偶然ですが、その○○先生というのがなんなのか不気味で、今でも印象に残っています。
宗教かなんかかもしれないけど、噂が広まりやすい田舎のわりにそういう話は聞きませんでした。
ちなみに場所は群馬です。
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