怖い話って怖くないよな
152 : 名無しさん@涙目です。(愛知県) : 2011/08/15(月) 04:03:23.03 ID:4l30s/Vj0
平安時代の話。
田舎から都へ上って来た男が、途中荒れ屋敷に宿泊する。
ところが、夜中に部屋の隅にあった箱の中から目線を感じたので怖くなり、
「馬の様子を見に行こう」と言って外へ出ると、そのまま飛び出した。
すると後から「なぜ分かった」と恐ろしい声がして、何者かが追いかけてきた。
逃げようにも逃げ切れず、そのまま目の前にあった橋の下へ。
橋の上で何者かは自分を探していたが、急に橋の下へ声をかけて来た。
「おいでかな」
すると、隠れていた男の傍で声がした。
「おりますよ」
話はここで終わっている。記録した人間は急に筆を擱いており、結末は不明。
そもそも、書いている最中に何があって書けなくなったのかも不明である。
168 :名無しさん@涙目です。(新潟・東北):2011/08/15(月) 04:40:25.30 ID:hykcYYHCO
>>152
今昔物語集の「東国より上る人、鬼に値ふ語」だな
ちょっと端折り過ぎだけど大筋はこんな感じ
原本を見ると、ガチでこんな感じで唐突に終わってて、残り二行分と次のページが白紙になってる
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