競馬場でほんとにあった怖い話
189 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/05/06(火) 18:34:31 ID:GpVbTQdw0
1981年4月5日、中山競馬場A投票所裏のトイレで、1人の中年男性が自殺。
この男性は剥き出しにした電気コードを、自らの左胸にガムテープで貼り付け、
換気扇用コンセントに自ら差し込んで絶命。
新聞は、
『50歳ぐらい。身長165センチ、スポーツ刈りで紺色のスリーピース、カーキ色のレインコートなどを着て』
と、その容貌を描写している。
競馬新聞に赤のサインペンで走り書きされた遺書には、
『おれはお馬で人生アウト。もしできたら医学用に使ってください』
と記されてあった。
(『馬鹿だなオレは。お馬で人生アウト。ごめんなさい、マヌケより。』と記されていたとするサイトもあり)
自殺の方法からも、計画の上で競馬場に現れたのだろう。
そして、「当たったら人生をやり直そう。しかし外れてしまったら…」という、
一世一代の大勝負に人生を賭けたのだろう。
そして、彼の本命にした馬は来なかった。
遺書は彼の生き様そのものを物語っているようだ。
次の記事:
『終戦後』
前の記事:
『マジメな友達に彼女ができた』