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『女子大生らしき集団』


∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part52∧∧

345 :1/3:2010/12/30(木) 23:45:05 ID:WMAcbe2R0
夏休みに、俺が親父と山登りに行ったときの体験。

車で何時間もかけてようやく山の麓まで到着。その時にはもう夕暮がかっていた。
「道かなり渋滞してたからね。もうすっかりこんな時間だからぁ、少し登ったらおりよっか」
そう言って準備運動を始めた親父。さっきも車の中で脚を吊ったもんだから、慎重に取り組んでいる様子。
歳はとりたくないもんだね・・・まだ若い俺はそう思いながら、少し大きな岩をエイヤッと乗り越えた。
そのときに膝が嫌な音を立てて、その場にうずくまる俺。
親父は「よもぎかアケビを見つけて採ってくる」と言って、山を登って行った。
俺は麓にある休憩所?のベンチに座って待機。準備運動の大切さを思い知った。

痛い足を引きずりながら、そこらを歩き回ったがつまらん。
あたりも暗くなりだした頃、俺は携帯アプリで遊んでいた。
すると賑やかな声が聞こえてきて、顔をあげてみると、5~6人の女子大生らしき集団がやって来た。
「そんな薄着で山登り?」という疑問をよそに、スカートから突き出している生足を俺はじっと眺めていた。
山を舐めているとしか思えない服装の割に、荷物はやたら大きい。
女子大生たちが俺を取り囲むような感じでベンチに座ると、俺はキョドッて携帯をじっと見つめる。
話しかけてきたからビックリ。
「ねーねー、彼!高校生?今夏休みなんだー」
「夏休みじゃね?」
「あ、はい」
「進路は・・・?」
「あー、進学です」
こんな感じで同じような応答が繰り返される。
流石にこっちも何かしゃべらんといけないかな、と思って俺は口を開いた。
「みなさん大学生でしょうか」
高校生、働いてる人、身分を語らない者、大学生などなど。
特に決まった学校同士での集まりではなさそうだった。


346 :2/3:2010/12/30(木) 23:47:00 ID:WMAcbe2R0
人見知りで話すのが苦手な俺でも、女の匂いに舞い上がってきて、ベラベラと話し始めた。
中でも、俺が警察に逮捕された時の話に興味津津。俺も話していて楽しくなってきた。

そのうち、1人が「そろそろ山に登ろう」と言い出す。
ギャグのつもりで言ったんだろうなと思ったら、誰も突っ込まないし、本当に登る気みたいだった。
もうこんなに真っ暗なのに・・・。
俺の手を引いて行こうとするもんだから、足を怪我しているので無理なことを説明する。
それでも、
「10分で戻ってこれるから」「じゃあ入口のところでバイバイすればいいよ」
と言って許してくれない。
仕方ないから入口まで着いていくことに。
女に手を握られるなんて10年ぶりなので、その柔らかい感触を手に焼きつけるのに必死。
その女たち、俺の親父が入って行った所から行くのかと思いきや、脇のほうの獣道に入ろうとする。
ちょっと待てよ、そっちはマズイだろ。
どうやらこの先に『入口』があるらしい。本当だろうか。

獣道ですらかも認識できなくなった頃、流石にちょっとおかしいぞと俺は思い始めた。
周りは完全に真っ暗だし、女の子たちの顔すらもよく認識できない。
「もう本当に無理です。帰ります。親父が探していますから・・・」
頭をペコペコさせながら嘆願すると、別に女の子たちは怒った様子もなく、
「うん。今まで着いてきてくれてありがとね。ご褒美あげたいから、そこの休憩所までね」
さっき俺が休んでいた所とはちょっと違い、神社のなりそこないのような山小屋に到着。
羽虫が飛び交っていて顔に当たる。耳元でおかしな音が聞こえる。
もう意味がわからないし、帰りたかった。

やっと女の子たちはお礼をする気になったらしく、ズボンを脱ぐように命じられた。
え、お礼ってそういうことなのかと悟ったが、もうどうでもいい。気味悪いし帰りたい。
ズボンを下ろすも全然興奮しない。俺はなすがままに外の水道場まで連れて行かれる。
女の子たちが数人がかりで、俺の脛にクリームのようなものを塗ったくった。股間が熱くなってくる。
そのとき聞き取れなかったが、何かの準備をしようと言い出した女がいる。
俺と1人の女の子を残して小屋の中に入って行った。


347 :3/3:2010/12/30(木) 23:50:47 ID:WMAcbe2R0
いったい何を始める気だろう。俺は気になったので女の子に聞いてみることに。
「準備だよ」
「何の準備なんです?」
「これ、○○○(名前忘れた)だから」
女の子はしれっとした態度で教えてくれた。
なんで脛にクリームを塗られているのかは分からなかったが、とりあえず何となくの事情は知れた。
どうやらオカルトサークルのようなもので、何かを始める気らしい。
なんとか見逃していただけないだろうか、半ば命乞いをする形で女の子に頼んだ。
あっさり「好きにすれば」とのことだ。
なぜ俺の脚にクリームを塗ったのか、その謎は解けぬまま。
俺は脚をきれいにして、帰り道を目指して走った。

帰り道は枝を掻き分けながら進んだ。来る時は枝なんて掻き分けなかったから、道を間違えたのは確定。
俺はパニックに陥っているし半泣き。しかも転んだときにメガネを落っことした。
山で野良仕事?してるおっさんに出会ったときは、思わず心の中で山の神に祈りを捧げた。
「すみませーん。どっちに行けば○○(店の名前)のところまで行けますかね?」
話しかけても、ずーっと立ち尽くしている。気味悪いけど、助かりたい一心で近寄ってみる。
木に服やらリュックサックなどがたくさん引っかかってた。
目が悪くてあまり見えないが、たくさんの吊りあげられた衣類が確認できた。
俺はとりあえず人でないことが分かり、ポカーンとしていると、
背後から地の底から響くような声でボソボソと呟いた者がいる。
男の声であることは間違いないんだが、人の声にしてはあまりに低すぎる。
そしたら、木の上から首吊りロープが凄い勢いで目の前に落ちてきた。
俺は数秒ジッとしていると、背筋に寒気が走って一目散に駆け出した。
ド近眼で前がほとんど見えないから、何度も木にぶつかりながら走った。

無我夢中で走り続けると、道路っぽいところに出た。釣り堀があったから、そこに避難してやっとこさ安心。
親父に電話して迎えに来てもらった。膝は紫色に腫れあがっていた。

長文すみませんでした。
最近知ったのですが、この山は色々とある山で有名だったそうな。


349 :本当にあった怖い名無し:2010/12/31(金) 00:06:15 ID:E6DPO+OpO
色々って具体的になんだよ


350 :本当にあった怖い名無し:2010/12/31(金) 04:20:31 ID:t1udRmi00
狐か狸に化かされたか?
ていうか逮捕ってあんた何したんだよ


358 :本当にあった怖い名無し:2010/12/31(金) 23:23:31 ID:y0eK8ne+0
最後の耳元の声は幽霊確定?なんだろうけどさ、女の子たちも幽霊っぽいってことだよね?
その山の死亡事故歴?調べたら、女の子の集団死亡記事とかが出てくるんじゃね?


382 :345:2011/01/01(土) 01:13:27 ID:STGQgNLK0
>>349
山小屋に泊まった人の話。
夜にみんなでワイワイガヤガヤ盛り上がっていたら、玄関から「○○さ~ん」と誰かが呼ぶ。
玄関のほうには誰もいなかった。
翌朝、出発するとき玄関に行ったら、猫がかまどに首突っ込んで死んでたらしい。
他にもあるみたいですけど、詳しく知らないので書きません。

>>350
電車でばばあに襲われて髪引っ張られた。
降りた時に「やめてください!」と言いながらばばあを殴りまくってたら捕まった。
ブタ箱に放り込まれたけど、1日おとまりしただけでシャバに帰れた。無罪です。
女の人たちにはばばあを殴ったことを隠しましたよ。普通に考えてドン引きされますからね!

狐や狸に人を化かす力なんてあるんでしょうか?
お稲荷様の眷属や四国どっかで大暴れした八百八狸なら、話は別でしょうけどね。
そこらの動物霊より人のほうが強いのでは?

>>358
調べるのはかったるいのでまた次の機会にしますが、女が幽霊だった可能性もありますね。
今でもけもの道とか見ると思い出します。予備のメガネは手放せませんw

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