誰にも言い出せなかった「怖い話」
27 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/08/09 13:27
今は京王線、禁煙になってるじゃないですか。
まだ禁煙になってなかった頃の話なんですけれど、
府中駅の近くに当時働いていて、残業やらなんやらで終電に乗る事になったんですよ。
喫煙場所でタバコを吸おうとライターを取り出したら、
25歳ぐらいの女の人がスタスタ歩いてきて、俺の事をじっと見つめてくるんです。
なんだよ!って思ってたら、
「ライターを貸していただけますか?」って聞かれた。
ああ、なんだ。って思ってライターを手渡したら、
その女はニッコリ笑って、俺の事を見つめたまんま突然自分の髪の毛を燃やしはじめて、
びっくりした俺は、「やめなさい!」大声でライターを取り上げようとした。
そしたら、その女はライターを線路にぶんなげて、ケラケラ笑いながらライターの後を追って線路の中へ!
何がなんだかわからず、あっけにとられる俺。
そこで、終電のアナウンス。
われに返った俺は、「おい!あがってこい!」って大声で叫んで、線路をのぞいた。
そしたら、その女がホームの下のくぼみ(避難所?)からにょきっと頭だけ出して、
仰向けみたいな感じでこっちを見て笑ってる!
すんげーびっくりして、俺はシリモチついた。
電車が入ってくる。
やべぇ、あの女死んじゃうよ!って焦ってまわりをみたら、他の人はそしらぬ顔で携帯をいじってる。
で、はっとした。
ホームの下のくぼみって、人が一人入って仰向けになって頭だけだせるぐらいのスペース無いだろ?
夢でも見たかと思ったんだけど、俺のポケットからはライターが無くなってたんだよなぁ。
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