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『消えた怪談本』


お前らの学校であった怖い話

790 :本当にあった怖い名無し :2011/02/10(木) 18:48:07 ID:DzIgchTlO
小学四年の頃。
図書室にいつも行って本を借りてたんだけど、ある一冊の文庫本サイズの本が目に入ったんだ。
貸出禁止のラベルが貼ってあるけど表紙はなく、とりあえず読んでみたら、怪談話が結構書いてあるものだった。
その頃からオカルトが好きだったので、聞いたことの無い話が多いその本を借りたくなり、
次の日、何故貸出禁止になってるか、友人の図書委員に聞いてみることにした。
ところが、次の日その本が無く、友人に聞いてみたら、リストで調べてみてもそんな本は存在しないと。
それから、卒業までその本は見つから無かった。

この話自体は怖くないけど、その本を読んでから幽霊とよく遭遇するようになったw


791 :本当にあった怖い名無し :2011/02/10(木) 22:04:02 ID:K1VS+wyc0
>>790
学校の図書館じゃないからスレチだが、兄貴からそれに似た話を聞いたことがある。
親がもう読まなくなった古い本を、物置みたいなところに大量にしまっていて、
本好きな兄貴が、ある時そこにもぐり込んだら、怪談を集めた本があったのでパラパラと読んでみた。
続きはまた後で読もうと元のところに置いたんだが、
後日行った時にはその本は見つからず、親に尋ねてもそんな本を置いていた覚えはないと言う。
(実際両親は、オカルトに全く興味無し)
何度か探してみたものの、やはりそれ以来見ることはなかったらしい。
「一つこんな話が載っていたのを覚えている」と、話して聞かせてくれたよ。
ただし、兄貴の場合は、それ以後霊感が強くなったとかはない。


793 :本当にあった怖い名無し:2011/02/12(土) 15:34:16 ID:s1wvwOC70
その覚えてた一つの内容が気になる


794 :791 :2011/02/12(土) 22:48:01 ID:ve1S/oCD0
その話というのは、とある鉱山で鉱夫の突然死が相次いだ、というもの。
壮健な鉱夫が、作業中にばったりと倒れて死んでしまう。
鉱夫の背中から、羽の生えた赤子のようなものが這い出してきて肩によじ登り、
そこから飛び立つと同時に鉱夫は倒れて絶命するのだが、それは被害者本人にしか見えないと言う。

死んだ者にしか見えなかったのに、何故赤子の存在が他に伝わったのかは知らん。
子どもながらに「ウソくせえ」と思っていた。

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