怖い話まとめブログ ロゴ
※旧怖い話まとめブログ跡地
このブログについて  お問い合わせ  オカルトblogランキング  怖い話まとめブログ管理人のツイッター  B!

※この記事はhttp://nazolog.com/blog-entry-3325.htmlに移転しました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


次の記事:『飛び降り自殺に遭遇』
前の記事:『ネカフェにて』
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | この記事をツイートする | B!

『父の想い』


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?251

277 :自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/12(火) 08:12:12 ID:ixMCEZCVO
父親が首吊り自殺で亡くなった。
埋葬するまでの期間、首から鎖骨にかけて、謎の湿疹?炎症ぽいのが出来た。
それと、首が絞められてる感覚もあった。
例えるなら、マフラーを少しキツめに巻いてる感じが四六時中。
寝てる時、その感覚が強くなることがたまにあった。
そのとき必ず見るわけではなかったけれど、その感覚が強くなると見る夢があった。

はじめに、部屋の壁が視界に入る。
でもすぐ壁に掛けてあるカレンダーの印しが付いている日を見て、
間もなく棚に飾ってある不細工なネコの縫いぐるみに目をやる。
曇った視界でその二つを交互に見ながら、誰かを強く憎む気持ちと、後悔する気持ち。
申し訳ない、悲しいという気持ち、そして家族への愛おしい気持ち・・・
複雑な感情が混じって、色んな意味で苦しかった。
だいたいいつもその辺で目が覚めた。

カレンダーの印しが付けられていた日は、私の大学生活最後の文化祭の日で、
文化祭の数ヶ月前から私が、父と父の再婚相手を「文化祭に遊びに来てね」と招待している日でもあった。
不細工なネコの縫いぐるみは、幼少期に私が父にプレゼントしたもの。
あの夢の部屋は父の部屋で、父が自殺した場所でもあった。

遺骨を埋葬してからは、徐々に首の炎症っぽいのも治って、
気付いたら首が絞められてる感覚もなくなっていた。

あの夢は親の最期だったのかな、と思うと辛すぎて死にたくなる。

次の記事:『飛び降り自殺に遭遇』
前の記事:『ネカフェにて』


copyright © 2024 怖い話まとめブログ all rights reserved.
/ プライバシーポリシー