「『部屋が女のたまり場になっている』11/18」の続き
【一時】部屋が女の溜まり場になっている【避難】
156:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 20:53:31 ID:MEPFtOS6
ただいま。
仕事は特に何事もなく終わった。
母さんから「オカズあるけど持ってく?」的なメールが届いたから、帰りに実家に寄った。
南部鉄風鈴はすっかり忘れてたわ、スマン。
で、帰宅して今に至る。
帰ってきたら、婆ちゃんだけしか居なかった。
体調に関しては問題なし。
自分ではPCのやりすぎかな、と思ってる。
いや、ピアを擁護してるわけじゃないよ?w
飼ってた動物は…インコくらいしかないかなぁ。あとモンシロチョウ。
死んでるのは見かけてないな。
192:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 21:09:28 ID:MEPFtOS6
「今日、楽しかった?」
『うん』
「なんか思い出せそう?」
間があって、『わからない』
「あ、ゴメン。無理に思い出さなくていいから」
『わかった』
275:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 21:35:12 ID:MEPFtOS6
「今、呼んだ?」
『たぶん』
「どうやったの?」
『わからない』
「何か考えた?」
『よぼうとおもった』
「もっかい出来る?」
『やってみる』
しばらく間があって、
『むりみたい』
「そうかー…どうしてだろ…」
『どうしてだろう』
「…ね」
335:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 22:03:03 ID:MEPFtOS6
テレビ付けた。
「なんか見える?」
『みえない』
「音とかは?」
『きこえないよ』
373:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 22:16:09 ID:MEPFtOS6
「ピアはさぁ、俺と話してて疲れない?」
『うん』
「それじゃ、どんな感じ?」
『あんしんする』
「そーかぁ。
じゃあさ…ちょっとキツい質問かも知れないけど、ピアはこのままの状態でいいと思う?」
少し間があって、
『よくない らくだけどそれじゃだめ』
「だよな…ピアも分かってんだな、ちゃんと…」
『うん』
キツい…
でも、ピアの方がもっとつらいんだよな…
396:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 22:23:58 ID:MEPFtOS6
俺が凹んでどうすんだって感じだよな
450:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 22:48:35 ID:MEPFtOS6
「ピアは行ってみたいところとかある?」
『わからない』
「パッと思いついたところでいいんだけど」
間があって、『すいぞくかん』
「水族館?」
『そう』
「じゃあ、今度行ってみる?」
『うん!』
今思ったんだけど、[はい]と[いいえ]、最近全然使ってないな。
543:あなたのうしろに名無しさんが・・・?:2005/05/30(月) 23:26:13 ID:cDtrcIjI
1は強いなw
551:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 23:31:30 ID:MEPFtOS6
>>543
別に強くないよ。
一人で寂しいっていうのはなんとなく分かるし。
だから、助けてあげたいだけ。
「ピアはもうさみしくない?」
『すこしゆうきでたよ』
「頑張ろうな」
『うん!』
570:◆fkXmFVGog.:2005/05/30(月) 23:41:17 ID:MEPFtOS6
そろそろ寝るわ。
今日もいろいろありがとノシ
721:◆fkXmFVGog.:2005/05/31(火) 19:01:04 ID:SXWtP0mk
ただいまァ。
疲れた…
749:◆fkXmFVGog.:2005/05/31(火) 19:56:40 ID:SXWtP0mk
起きたら、ピア以外に若い女が2人。
会話とかの関わりはないみたいだった。
出かけるまでに、婆ちゃんが増えた。
バイト先に到着。今日もピア一緒。
俺の後の奴が来られないことを聞く。
仕事開始。
午前中、客がいない時間を見計らって、店長を控え室に呼ぶ。
俺「あの…嘘ついてたことがあるんすけど…」
店「え?何?実は彼女いるとか?可愛い?その子」
俺「…いや、そうじゃなくて」
店「違うの?じゃあ、何」
俺「店長、霊感あるとか言ってるじゃないすか」
店「うん。まぁ、自慢することでもないんだけどさwははw
…あ、そうそう。昨日言ったやつ、今日も付いてきてたみたいだよ」
俺「…あー、そのことなんすけど」
店「ん?」
俺「実は知ってたんすよ、俺。っていうか、俺が連れてきたんす」
店「え?え、嘘。ホントに?」
俺「はい。霊感っていうか…あるんすよ」
店「え、じゃあ、今まで僕が話してた話、信じてなかったのも嘘なの!?」
俺「あ、いや…それはマジです。
まぁ、昨日のでホントだって分かったんすけど」
店「ちょっとw霊感あるんだったら信じてよ。ひどいなぁw
で、見えるの?感じるだけ?」
俺「あー…見えます。電源付けたり消したりする感じで、見えるときはかなりはっきり」
店「うっそォ!あの、よっちゃん(仮名・親父のあだ名)の息子なのにィ!?」
俺「…まぁ、はい。で、話なんですけど…」
763:◆fkXmFVGog.:2005/05/31(火) 20:22:41 ID:SXWtP0mk
部屋のことから、現在のことまで簡単に説明。(当然ながら、ユートピアのくだりは話してないw)
店「うーん、そーかぁ…すごいなぁ、なんか」
俺「あんまり驚いてないっすね」
店「あー、この前話した奴いるじゃん?能力で仕事やってるって奴。大内(仮名)って言うんだけど。
あいつの話、いろいろと聞いてるからさ。
まぁ、○○君がそういう体質で、こういう状況抱えてるってのはビックリだけど。
で、ホントに体調の方は大丈夫なの?」
俺「はい、問題ないっす(マジ)」
店「そう…よかった。僕は詳しいことよく分からないんだけどさぁ、
あんまり深く関わりすぎるのは、よくないんじゃないかなって」
俺「…そうすっよね」
店「うん、一応、大内にそのこと話してみてもいいかな?念のため」
俺「…あ、よろしくお願いします」
店「で、その子今どこ?店内かな?」
俺「あ、はい。うろうろさせてます」
店「ちょっと、接触してみたいんだけど」
俺「えっ?いや、見えてないとどうすかね…」
店「ちょっとだけでいいからさ」
俺「はぁ…やめた方がいいんじゃないすか?」
店「いや、大丈夫!自分で責任は負うよ」
俺「じゃあ…ちょっとだけですよ?待っててください」
ピア呼んでくる。
770:◆fkXmFVGog.:2005/05/31(火) 20:30:54 ID:SXWtP0mk
俺「あー、連れてきました」
店「うん、分かる分かる」
俺「あ、ここに居ます」
店「OKOK」
ピアきょとんとしてる。
店長手を伸ばす。
店「触ってる?」
俺「なんか透過してます」
店「そっかー…やっぱダメかぁ…
いやさ、僕も認識出来れば少しは役に立つかと思ったんだけど…
やっぱり、見えてないからかなぁ…」
俺「…店長…すんません……てっきり、個人的興味で言ってたのかと……ありがとうございます」
店「いいよ、いいよwそういうのもなかったわけじゃないしさw
ま、僕に出来ることあったら言ってよ。出来る限り協力するからさ。
…あっ、大内には今日中に連絡しておくから」
俺「仕事のことだけでもありがたいのに…ホント色々すんません」
店「ははwなんか照れるなぁwあんまり気にしないでよw
うん…よし!仕事だ仕事!忙しいのはこれからだしね!」
で、仕事に戻る。
ピアには礼言って、引き続きうろうろしててくれるよう頼んだ。
スマン、いったん夕飯。
腹ペコペコだよw
785:◆fkXmFVGog.:2005/05/31(火) 21:02:21 ID:SXWtP0mk
ただいま。
↓続きね。
で、バイト終了。
帰りに実家寄って、地図借りてきた。
つーか、ピアが見える頻度が多くなってきた希ガス。
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