死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?124
841 :834(1/2):2006/03/30(木) 00:04:45 ID:NFhVgMiw0
2月の終わりの話。
大学が休みに入ったので、喪男キモオタの代表格典型例みたいな俺らは、心の底からすることがなかった。
暇に任せて、関東圏のある心霊スポットへ。
そこでは本当に何もなく、男ばかりなので、無駄に怖がって俺に抱きついてくれる女の子がいるはずもなく、
何となく盛り下がって終了。
俺の家で6人のキモオタが、アニメ観賞とエロゲで、肝試しの何倍も盛り上がった。
酒も入っていい具合にハイにもなってきた頃、急に部屋の灯りがすごい勢いで瞬き始めた。
窓ガラスが外からバシバシ叩かれてる。両掌でおもいきり叩いてる感じ。
今から考えるとかなり恐ろしいんだけど、その時の俺らは全く怖くなかった。
その時やってたエロゲが、『坊さんが幽霊の女の子を、優しいエロで成仏させる』というコンセプトの、
どうしようもないゲームだったから…。
842 :834(2/2):2006/03/30(木) 00:05:27 ID:NFhVgMiw0
俺「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
友人「キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
友人「萌え!むしろ萌え!」
全員「もえええええええええええええええええっ!!!」
今考えると、何か正気の沙汰じゃない。
でも俺らは、エロゲの力と、キモオタの力と、酒の力で、力の限り萌え続けた。
しばらく「萌えー萌えー」とひとしきり騒いだ頃、ふっと部屋の灯りが消えた。
全員が車座になってたんだけど、その真ん中に女の人が立ってた。
色はよく分からない長いスカートを履いていて、裾から雫が垂れていた。
全員「もええええええええええええええええええっ!!」
友人「ちょwwwwwっをまwwwww」
友人「お、おっぱい!」
全員「うおおおおおおおおおおおおおお!もええええええええ!」
その後はおっぱいコール。全員で「おっぱい!おっぱい!」と絶叫連呼。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
女の人は、ちょっと眉を顰めた後に、ふっと消えてしまった。
眉を顰めた顔、俺は見なかったんだけれど、
その話を聞いた時に、『眉を顰めた顔は萌えるなあ。見たかったなあ』と思ってしまった。
幽霊でさえ、俺らの近くに女性は居着いてくれない。
ちょっと悲しくなった。
おしまい。全部実話ですorz
847 :本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 00:20:22 ID:aqNGR1N80
>>842
ユートピアに通じるものがあるねw
ちなみに、『喪男』ってなに?
848 :834:2006/03/30(木) 00:25:40 ID:NFhVgMiw0
>847
もてない男の略です。
説明させんなよチクショウ
850 :本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 01:12:03 ID:QeT181/a0
>>842
よく話してくれた!
女の幽霊がドン引きするほどの男ばっかりだったのか?
851 :834:2006/03/30(木) 01:19:17 ID:NFhVgMiw0
>850
6人中6人が、お察しくださいなキモオタです。
小学生の時は、話しかけただけで女子生徒に泣かれたこともあります。俺とか。
でも、これよく考えると、結構すごいような気がするんです。
女の人も、ただ興味で俺らについてきたんじゃないと思います。
彼女の目的(=呪ってやるとか、何か伝えたいとか)を達成しようとする執念って、結構すごいと思うんです。
何せ、確実に生きた人間じゃないわけですから、死んでまでそれを成し遂げたいわけですから。
その精神力?に、俺ら6人の『萌えの力』が、精神的な絶対量として勝った結果、彼女は消えてしまったんだとしたら、
現代のエクソシストはキモオタということに……ならんですよねえ…。
でも、6人分の力の限りの情念が、全く一点に集中すると、幽霊の情念にも時には勝る。
という話だと思って、ひとつ。
852 :本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 01:31:33 ID:QeT181/a0
>>851
キモオタのエネルギー恐るべし・・・
そのレイちゃんは、きっと身の危険を感じたんだと思う。
853 :834:2006/03/30(木) 01:41:22 ID:NFhVgMiw0
レイちゃん……萌える名前だ!
名無しに戻ります。お粗末さまでした。
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