じわじわ来る怖い話23じわ目
304 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 00:23:55 ID:NCPgxAi50
彼が店を出ると、雨が降り始めていた。
傘立てから自分の傘を取り、通りへと出る。
しばらく歩いていると、後ろから誰かが追いかけてきて彼に言った。
「あの!・・・そ、それ私の傘です!」
振り返ると、そこには女性が濡れながら立っている。
どうやら、傘を間違えて持ってきてしまったようだ。
彼は素直に謝り彼女に傘を返すと、雨の道を濡れながら歩いた。
そして家に着いた彼は彼女に別れを告げ、素早く部屋に入りシャワーを浴びた。
服も体も濡れてしまっていたので、早く体を温めたかったのだ。
処理しなければならない仕事も残っているが、夜にする事にしよう。
シャワーから出て体を拭き髪を乾かした彼は、身支度を整え家を出た。
まだ雨が降っている。
彼は自分の物になった傘を差すと、家路へと急いだ。
307 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 01:50:49 ID:Q+qSW17d0
女の家まで尾行したんだろ。
その後殺した。(処理しなければならない仕事=死体処理)
308 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 02:10:20 ID:tZUp1WTwO
>>304
別れをつげる=殺す、かな
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