怖い話まとめブログ ロゴ
※旧怖い話まとめブログ跡地
このブログについて  お問い合わせ  オカルトblogランキング  怖い話まとめブログ管理人のツイッター  B!

※この記事はhttp://nazolog.com/blog-entry-1977.htmlに移転しました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


次の記事:『演出された可愛さ』
前の記事:『予兆』
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | この記事をツイートする | B!

『ドン突きの壁』


不可解な体験、謎な話~enigma~ Part50

974 :本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 19:46:50 ID:JmWZDXRP0
子供の時の記憶で、いい年になった今もわからないことがある。
場所は母方の祖父母の家で、建物が古い和風建築なので、私が5才までのことだった筈。
母に確認したら、私が6歳の時に叔父が結婚してやや洋風に建直しているので、間違ってはいないと思う。

その家は縁側ぞいに長い廊下があって、ドン突きが和式トイレw
幼児の自分は、祖母の飼い犬と一緒に廊下を走って、トイレのドアまで行ってUターンして反対側まで走る、
という無意味な遊びをしていた。
そしたら、ドン突きの壁を通り越した。

通り越した先に知らない部屋があって、
後ろ向きの花嫁さん?のような和装の人が複数座って、楽しそうにしていた。
そして、祖父がこっちを向いて座っていた。
祖父が私に気付いて、あっちに行けと手を振って追い払う仕草をしたので、
入っちゃダメだったか、と焦っていたら気配を感じて、
後ろ向きの花嫁さんのような人が、振り返るような仕草で動いた。
祖父の手ふりはどんどん激しくなって、もう『ぶんぶん!』て感じでますます焦る幼自分。
花嫁さんがゆっくり動いたんだけど…絶対人間じゃない薄さの人だった。
後ろ姿は普通なのに、写真の切り抜きとか、そんな風に厚みがない。
横から見たら、見えない人が何かを言った。
で、祖父もすごい睨んでるし、さすがに子供心にヤバイ気がして後ずさったら、
尻餅ついてもとの廊下に転がってた。

母は末娘で、祖父は明治生まれのジジイ。
厳しくてすごく怖い人だったのと、父と祖父があまり仲良くなかったせいで疎遠だったので、
聞けないまま祖父は他界してしまった。
古い家も叔父の結婚で建直しちゃったので、子供の妄想と言えばそれだけなんですが…

次の記事:『演出された可愛さ』
前の記事:『予兆』
[ 2011/01/20 ] 不可解な体験・謎な話 | この記事をツイートする | B!


copyright © 2024 怖い話まとめブログ all rights reserved.
/ プライバシーポリシー