怖い話まとめブログ ロゴ
※旧怖い話まとめブログ跡地
このブログについて  お問い合わせ  オカルトblogランキング  怖い話まとめブログ管理人のツイッター  B!

※この記事はhttp://nazolog.com/blog-entry-1669.htmlに移転しました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


次の記事:『繋がっている?』
前の記事:『中学の修学旅行の話』
[ --/--/-- ] スポンサー広告 | この記事をツイートする | B!

『飛頭蛮』


不可解な体験、謎な話~enigma~ Part26

397 :本当にあった怖い名無し:2005/05/17(火) 11:19:47 ID:8OIIyFx+0
中学生の時の体験。

私の部屋と父の部屋は、フスマで仕切られている。
私はいつものように、いつもの時間に寝た。

深夜、ふと目が覚めた。フスマから漏れる光がまぶしかったせいだ。
また父親がTV付けっぱなしで寝てるのかと思い、TVを消しに父の部屋に入ろうとフスマをそっと開けた。
すると、父親の頭だけが空中に浮き、高速で回転しながら部屋をぐるぐる回っていた。
光はその頭全体から放たれていた。
顔は笑っていた。
胴体は布団に横になったままだった。
あまりの驚愕に声すら出ない。
なぜか父と目が合ったら殺されると思い、フスマを閉めた。

AM3:00。当然眠れない。隣の部屋からはまだ光が漏れている。
父が起きる6時まで布団をかぶって、稲中卓球部を見つつ気を紛らわす事にした。

外が明るくなり、6時になった。
父は起き抜けに1本タバコを吸う。その臭いがフスマから漏れて来た。
恐る恐るフスマを開けた。
父は私を見て「おはよ」と言った。
頭は胴体にくっついて、いつもの父親だった。安堵と共に涙がでてきた。

深夜に起こった出来事を話すと、急に嫌悪感まるだしの表情に。
「そんなデタラメあるわけないだろう。朝から馬鹿なこと言ってんじゃない」と怒り始めた。
私は泣きながら何度も「首、痛く無い?」と聞いたが、怒るだけ。

その後、父親は特に病気になるでもなく、今も生きている。
あれはなんだったのだろうか。


398 :本当にあった怖い名無し:2005/05/17(火) 11:34:30 ID:5qXGioGk0
>397
君のおやじさんは、飛頭蛮なんだよきっと。
だから君にもその血がなg(ry


401 :本当にあった怖い名無し:2005/05/17(火) 13:21:17 ID:BzsbCQsh0
>>397
ホントに、絵に描いたような飛頭蛮ばなしだな。
すごいよキミ。伝説だよ。
首飛んでる間に身体のほうを動かしちゃうと、お父さん死んじゃうから注意してね。


403 :397:2005/05/17(火) 14:21:52 ID:8OIIyFx+0
飛頭蛮って初めて聞きますた。
ぐぐってみた。
↓ほんと、そのまんまだ…。さすがオカ版。

「ぬけくび」とも呼ばれ、轆轤首の原型とも言われる中国の妖怪。
昼は普通の人間であり、夜になると突然意識を失い、首が胴体から離れ飛び去る。
そして蚯蚓、百足などを食し、朝になると胴体に戻り、人として目覚めるという。
本人には自覚するところはないという。

私はコレを見ちゃったのか。なんか感動w


414 :本当にあった怖い名無し:2005/05/17(火) 20:34:24 ID:v9r8jkNc0
>>403
感動っつってるけどあなたも飛頭蛮の恐れがあるわけで・・・
403怖いよ、403


418 :397:2005/05/17(火) 22:50:07 ID:8OIIyFx+0
>>414
え?私も!?
父親に妖怪が取り付いただけじゃないんですか?


421 :本当にあった怖い名無し:2005/05/17(火) 23:23:02 ID:cDjCpbsA0
きっと子供の頃に親父さんも、親のそれを見てしまって、
せっかく忘れていたのに、397の発言で思い出してしまったんだな。
信じたくない親父さんが怒ったのはそれでかな。

と、推測します。


422 :本当にあった怖い名無し:2005/05/17(火) 23:55:49 ID:Y/VLXp2i0
>>418
父親が妖怪そのものだから、あんたにもそのDNAは流れてる!
(そもそも妖怪ってのが、DNAの問題なのかはさておき)


423 :397:2005/05/17(火) 23:58:57 ID:8OIIyFx+0
>>421-422
祖父母の代も妖怪だったのか。
(想像したら、怖いのと笑いが止まらない;w;)

飛頭蛮をもう少しぐぐってみました。
ロクロックビの仲間だそうですね。

私、幼稚園の頃、神社の井戸から出て来たロクロックビに追いかけられました。
友達6-7人も一緒に逃げたのに、翌日誰も覚えていませんでした。(誰も信じてくれない)
それって、私を仲間だと思って追い掛けてきたのか。
長年のモヤモヤが吹き飛びました。
ありがとう。

次の記事:『繋がっている?』
前の記事:『中学の修学旅行の話』
[ 2010/12/30 ] 不可解な体験・謎な話 | この記事をツイートする | B!


copyright © 2025 怖い話まとめブログ all rights reserved.
/ プライバシーポリシー